ディグニクス05|寿命・重さ・打ち方を本音レビュー


ディグニクス05って、すっごく弾むイメージ。使いこなせるか心配・・・

性能は本物。トップ選手の大半が使ってるよ

ディグニクス05は、バタフライのテンション系ラバーとしてトップ選手を中心に大ヒットしています。

ただし、「弾みすぎ?」「重量は?」「中級者でも使える?」といった声が多いのも事実。

この記事では、このラバーを3年間使い込んだ筆者の実体験をもとに、

  • 寿命はどのくらい持つ?
  • 重量は気になる?
  • フォア・バックのどっち向き?
  • どんなラケットと合う?

など、購入前に気になるポイントを本音でレビューしていきます。

▶ 結論:ディグ05は多くの人が扱える万能ラバー。一度は使ってみるべき。

ディグニクス05を2年使ってわかったリアルレビュー

寿命は長い?劣化スピードの実感

ディグニクス05は寿命が長いと評判ですが、実際はどうなのでしょうか?

実際に2年間使用した実感としては、他のラバーよりも寿命が長いと感じています。私は週1〜2回の練習頻度で約2ヶ月使用しましたが、明らかな性能劣化は感じませんでした。

他のテンションラバーよりは寿命は長め!

トップシートは2ヶ月ほどでうっすら白っぽくなり始めますが、性能劣化は感じません。回転も普通にかかります。

貼り替え時期について
ディグニクス05の張り替えの目安をまとめました。
これ以上使うと、なんとなく性能劣化を感じで、ボールが思ったより飛ばない感じがしてきました。

ディグニクス05|貼り替え目安
練習頻度 貼り替え目安
週7回 1ヶ月ごと
週3回 2ヶ月ごと
週1回 6ヶ月ごと
ディグニクス09C レビュー|重さとバランス感

重さとバランス感|使いやすさは?

■ 重さ
他のハイエンドラバーよりは軽量です。ディグニクス05の隠れたメリットなんです!
ラクザXを以前使用していましたが、そのときより、ラケットが2〜3g軽くなりました。

■ 軽量化によるメリット
いつもより振り切れる感覚があり、インパクトが強くなったのを実感しました。
ラケットの重量が軽くなると、自然と肩の力が抜けて、リラックスできました。

■ ラケットとの相性
素材系のラケットと相性が良いです。インナーでもアウターでも。
アウターは少し弾みすぎる感じもありますが、扱いこなせないということはなく、万能な印象があります。
木材でも全然アリですが、前に飛ばすのは少し難しく、ディグニクス特有の爽快感が得られないのが少し残念です。

■ 体格や筋力との関係
弱い力でも回転をかけたり、スピードのあるボールを打つことは可能です。
ただし、ディグニクス特有の爽快感、スポンジにしっかりとボールを食い込ませて打つ感覚を味わうには、かなりのパワーが必要になります。
性能を十分に引き出すには、男子の中でも体格がしっかりした選手におすすめです。

卓球ラバー重量一覧表

卓球ラバー重量一覧

ラバー名 重量 (g) 分類
ディグニクス0572粘着テンション
ディグニクス09C75テンション
テナジー0571テンション
ラクザZ78粘着テンション
ラクザX70テンション
ファスタークG167テンション
ディグニクス09C レビュー|打球感とスピン性能

硬さ・打球感|食い込みとスピン性能

■ 硬さ
メーカー表記はスポンジ硬度40です。かなり硬いラバーのように見えますが、トップシートが優秀で弱い力でもしっかりと食い込む感覚があります。
実際に使ってみても、硬さはあまり気になりませんでした。

■ 打球感は?
トップシートでしっかりボールを掴んで飛ばす感覚があります。
粘着ラバーのように、ボールがしっかり上に飛んでいきます。
強く打ったときは、テナジーに近い爽快感もあって気持ちよく打てます。

■ 食い込みの感触
軽く打ってもクッとボールを掴む感覚があり、しっかり振るとテンション系らしい飛び出しがあって打っていて気持ちが良いですね。
特にカウンターや強打の場面では、ボールをつかんで飛ばす感覚がはっきりと感じられました。

■ 回転のかけやすさ
サーブやツッツキではトップシートがよく引っかかって、しっかり回転をかけることができます。
サービスエースが増えたのも、このラバーに変えてからです。
ドライブでは少し打点が落ちても、下からしっかり持ち上がってくれるので安定感があります。

ディグニクス05 レビュー|コントロールと安定感

■ 弾みの強さとコントロール性
ディグニクス05は弾みは抜群です。ただ、ラバー自体は硬く、台上技術はしっかりとコントロールできます。ただし、ブロックなどの守備技術は難しいですね。気を遣ってブロックしないと直ぐにミスにつながります。

■ 回転の影響を受けやすい
回転に対して非常に敏感で、相手の回転を正確に読む必要があります。特に試合中のレシーブでは、わずかな読み違いがミスに繋がる場面もありました。

■ 台上処理の快適さ
サーブやツッツキ、ストップといった技術では、非常にコントロールしやすいです。ツッツキやサーブで回転をかけやすいと感じてます。

■ プレースタイルとの相性
特に人を選ばない万能ラバー。けど、十分に性能を発揮させようとしたら、強いインパクトが必要で、小学生や女性は自分の卓球に合っているかを慎重に選んだ方が良いと思います。

意外に扱いやすいんだね

性能をしっかり引き出そうと思ったら、難しいけどね。

他のラバーと比べてどうだった?

■ ディグニクス09Cとの比較
ディグニクス05は09Cよりもスピードを出しやすいです。ボールも09Cよりは直線的です。09Cよりは回転の影響を受けないので、レシーブがやりやすいと感じました。

■ ラザンターR48との比較
ラザンターR48はハイエンドラバーで回転もスピードも素晴らしい性能ですが、正直、ディグニクス05の方スピードも回転も出しやすいと感じました。

■ V>20ダブルエキストラとの比較
V>20ダブルエキストラと比べると05の方が台上が格段にやりやすいです。V>20はトップシートが柔らかく、ツッツキやストップが浮いてしまうのですが、05はそんなことが一切ないです。

ディグニクス05 レビュー|まとめとおすすめ

まとめとおすすめできる人

■ ディグニクス05の総評
ディグニクス05は、「回転」と「スピード」に優れた、超ハイエンドラバーです。その上、トップシートは丈夫でラバーは長持ちするので、コストパフォーマンスも決して悪くありません。

■ 高性能ラバーにありがちな“難しさ”も
一方で、打球時の食い込みには一定の筋力やフォームの正確さが必要で、使いこなすにはある程度のスキルが求められます。

■ こんな人におすすめ
回転量やスピードを求める中級者以上のプレーヤーにとって、05は非常に信頼できる武器になります。特に、台上の繊細な技術やサーブの質にこだわる人には向いているラバーです。


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