卓球のコートと人生、両方を充実させるための古代の叡智を求めて、ユダヤ人の成功哲学「タルムード」金言集、を読んでみました。この本には、日常生活で直面する困難や挑戦に役立つ教訓が詰まっています。
この記事では、本の中で紹介されていたタルムードの説話の一つである、「魔法のザクロ」を読んで、社会人卓球プレイヤーの私の視点から卓球生活に役立つ教訓をピックアップしていきます。
内容
・卓球プレイヤーへ伝えたいこと
・まとめ
タルムードとは
タルムードはユダヤ教の伝統的な文献です。
タルムードは、ただのテキストではなく、心と魂を揺さぶるユダヤ教の宝物です。ページをめくるたびに、自問自答の旅に誘われ「もし自分がその場にいたら?」という疑問が心に浮かび、あなた自身の道徳観や価値観を見つめ直す機会を与えてくれます。
タルムードに記された教えは、単なる知識の伝達に留まらず、日々の生活において実際に行動に移せるような、具体的で力強いメッセージが満載です。
ユダヤ人の成功哲学「タルムード」金言集は非常にオススメの書籍ですので皆さん読んでみて下さい。
魔法のザクロの要約
あるところに仲良しの3人兄弟がいました。成人となった彼らは、10年間の旅に出て、それぞれ最も不思議なものを見つけてくることを約束しました。
10年後に、3人の兄弟は以下の不思議なものを見つけました。
・長男は世界の隅々を見るガラスのコップ
・次男は空を飛ぶ魔法の絨毯
・三男は不思議なザクロの実
兄弟が再会したとき、長男のガラスのコップで重病のお姫様と、その傍で王様が嘆いているのを見つけました。
次男の魔法の絨毯を使って彼らはお姫様の元へと飛んでいきました。
三男はザクロの実をお姫様に食べさせ、彼女は奇跡的に回復しました。
感謝した王様は兄弟のうち誰か一人とお姫様を結婚させることを申し出ました。
お姫様は3人が不思議な持ち物を使って自分を助けてくれたことを知り、
3人の持ち物を確認しました。すると長男のコップ、次男の絨毯は全く元のままですが、三男のザクロだけはお姫様が食べてしまったので元のままではありませんでした。
そこで、お姫様は高らかにこう宣言しました。 「私は、この三男と結婚します。彼は私のために大切なザクロの実の半分を失ったのですから」
一番下の弟がザクロの実の半分をお姫様のために使ったことを知り、彼との結婚を決めました。彼は自らの持ち物を他者のために犠牲にした唯一の兄弟からです。
何かを失う事で初めて道が開ける。
・卓球プレイヤーに伝えたいこと
普段あまり意識しませんが、皆、色々なものを犠牲にして卓球をしていますね。
強豪の選手たちの背後には、目に見えない犠牲が存在します。
彼らの放つ打球音には、彼らの犠牲にしてきた青春の断片が聞こえてきます。。。
競技レベルを上げたいなら、何かを犠牲にすることに…
サラリーマンの僕が犠牲にできることは、
YOUTUBE、テレビ、飲み会くらいかな。
それ以上はちょっと・・・
社会人プレイヤーも、仕事、家庭とのバランスをとりながら闘っています。
まず、1日のスケジュールを洗い出してみましょう。
通勤時間は大きいな、仕事もフレックスとかできたらイイのに。。
サラリーマンならワークライフバランスが良い会社、通勤時間を減らすことが最優先だね。
・犠牲により新しい道が開ける(何かを得られるとは限らない)
何かを犠牲にすることで新しい道が開けてきます。例えば学校や会社を辞めたら、、、
想像しただけで今とは違う自分になれると思いませんか?
新しい自分になれる予感がします。何かを犠牲にしたことで初めて自分の可能性に挑戦する機会が生まれます。
僕もお姫様と結婚できるなんて思って無かったよ!
大切なザクロを犠牲にした事で、可能性が生まれたんだね。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
今以上に卓球の競技レベルを上げるなら、何を犠牲にするのか、そこまでして強くなりたいか、改めて考えるきっかけになれば幸いです。