卓球というスポーツには、打ち込むほどにその魅力に深く引き込まれますが、時間が経つとともにマンネリ感やモチベーションの波が訪れるのもまた、自然な流れです。
社会人になってからは「また来年もあるし…」と大会を見送ったり、「今日は勉強・仕事が忙しいから…」とラケットを手に取ることをためらったりすることも。しかし、心の奥では、もっと卓球を楽しみたい、もっと上達したいという思いは消えてないはずです!
たとえ短い時間でも、心を込めて卓球に向き合うことで、卓球人生はより一層豊かになるはずです。そんなあなたに向けて、日々の卓球ライフを活気づけ、モチベーションを継続させるための実用的なコツを、この記事でご紹介します。
そもそも、どんな時にモチベーションが低下するのか?
大きく分けるとこの三つだと思います。
●マンネリ化
●目標設定
●卓球以外の影響
皆さんはどんな時にモチベーションが上がったり下がったりしてますか?就活の自己分析みたいですが、一度振り返ってみましょう。
目次
●マンネリ化を防ぐためには?
①大会に出て悔しさ・嬉しさを味わおう!
②環境を変えて刺激を得よう。(別のクラブへ移動、コーチングを受ける)
③目標設定のヒント
①大会に出て悔しさ・嬉しさを味わおう!
心を揺さぶる出来事がなければ、やる気は生まれません。
喜びに満ちた瞬間や、悔しさに胸を焼かれる体験を通じて、人は「頑張ろう」と思えます。
私自身、学生の頃、シード選手として得意げに試合に出場したのに、2回戦で思わぬ負け方をした経験があります。レギュラーを外され、周りからも色々と言われました。非常に悔しく、自分にイライラしたのを覚えています(今でも思い出すだけでイライラします笑)
ただ、その敗戦をキッカケに、これまで嫌いだった、地味なサーブ練習、キツいランニングをするなど行動が変わり、レベルアップすることが出来ました。
このような経験は大会に出なければ出来ません。
もし「目標もなく、何となく卓球をしているな〜」、と感じるなら、ぜひ大会に出てみましょう。
緊張感がある方が一層の喜び、悔しさがあるよね。
団体戦やトーナメント形式って緊張感あるよね
試合を観戦する
卓球の熱戦を目の当たりにすると、その情熱が自分の中にも宿り、ラケットを握りしめたくなるーそんな感覚に覚えはありませんか?
私のイチオシの試合は、情熱を感じること間違いなし、毎年開催される全日本選手権!出場する選手は皆、この大会のために1年間がんばり、全てをかけて挑みます。
画面越しに緊張感が伝わってきます。見ている方の胸も熱くなる、感動する試合ばかり、ぜひ熱気を感じてみて下さい。
現地での観戦も良いですが、準々決勝くらいからをおすすめします。
ランク決定戦から観戦したことがあるのですが、どのコートでも素晴らしい試合が繰り広げられており、目移りしてしまいます。
どのコートも気になってしまい、集中して一つの試合を観戦するのが難しかったです。
環境を変えて刺激を得よう
日々同じ顔ぶれと同じ練習では、心の中の火が次第に冷めてしまいますね。成長のための刺激が不足しているのかもしれません。
学生なら部活動の中で、新たな一年生やコーチの存在が、新鮮な緊張感をもたらしてくれるでしょう。しかし、社会人になると、そうはいきません。同じクラブチームで顔ぶれが変わることなく、コーチの声もない静かな練習場。そこに緊張感が生まれる余地はありません。マンネリ化は避けられない現実かもしれません。
社会人は自ら行動しないとだね…
だからこそ、他チームの練習への参加をおすすめします。新しい環境に飛び込むことで、緊張と興奮が戻ってきます。見知らぬ人々との交流は、心を疲れさせるかもしれませんが、それは成長への大切な一歩です。
コーチングを受けるのもおすすめです。
コーチングを受ければ、何かしらアドバイスが貰えて、練習メニューも一新するでしょう。
月一回とかで構わないので、「コーチングを受けたことが一度もない!」、という人は新たな風を取り入れてみてはいかがでしょうか?
新しい刺激は、きっとあなたの卓球に対する情熱を再燃させるでしょう。
卓球コーチは自分では気づけないポイントを教えてくれるよ
新たな気づきがあってモチベーションに繋がるんだ!
目標設定のヒント
目標を設定することの重要性は、多くの人が理解しているはずです。しかし、実際に目標を立て、それに向かって一歩ずつ進んでいる人は意外に少ないのではないでしょうか?
社会人になってから、私も目標管理の重要性を身をもって学びました(時には強制的に笑)。その経験から、目標設定のコツを卓球にも応用してみたいと思います。
目標は長期(月単位)、中期(週単位)、短期(日単位)というように、様々なスケールで設定することが大切です。多くの人は、例えば「数ヶ月後の全日本予選で3回戦に進出する」という長期的な目標は立てています。しかし、これだけでは、目標達成に向けた具体的な行動計画が欠けているため、成功の可能性は非常に低くなります。
目標を設定したら、その達成に向けて何が必要か、いつまでにどのようなステップを踏むべきかを、短期的な視点で具体化しましょう。そして、練習計画を定期的に見直し、必要に応じてフィードバックを取り入れて調整を行います。
仕事でも卓球でも、適切な計画を立てること、そしてその計画を力強い意志と行動力で実行することが、最終的な成果を左右します。立てた目標に対して日々真剣に向き合い、計画に基づいて行動することで、望む成果を手に入れることができるのです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
この記事が皆さんのモチベーションUPに少しでもお役に立てると嬉しいです。