戦型変更:自分の可能性への挑戦!


コーチに言われて、望まない戦型を押しつけられた人は、「戦型を変えてみたい!」と一度は考えますよね。

この記事では戦型変更に挑戦するメリットを、私の経験を通して書いています。
ただ、変更をおすすめできない人もいるので注意点についても最後に少し書いていますので最後まで読んでいただけると嬉しいです。

戦型変更に挑戦するメリット

①色々な戦型への理解が深まる
②卓球が楽しくなり、上達に繋がる
③そこまで強さは変わらない。

①色々な戦型への理解が深まる。


実際に色々な戦型を試してみることで、たくさんの戦型への理解が深まります。
私自身もフォア表 → 裏裏ドライブマンに変更した経験があります。変更してみようと思ったきっかけは、「裏裏ドライブマンって表ソフトにどんなことをされたらイヤなんだろう?」と考えたことです。
裏裏ドライブマンに「表ソフトのどんなところがイヤ?」と聞いてはみましたが、自分自身が経験してみないと、いまいち理解ができません。。。
じゃあ自分が裏裏ドライブマンになって、表ソフトの人と対戦してみようと思って変更してみました。
3ヶ月くらいすると、表ソフトのナックルボールに前後の距離感を合わせることの難しさや、スマッシュはドライブで返せないことなどが、自分の経験を通じて理解できました。

②卓球が楽しくなる
どうせ練習するなら前向きな気持ちで練習したいものです。もし、自分がなりたい戦型があるんだったら、その戦型でやった方が卓球は楽しいはずです。戦型を変える場合、用具も大きく変わります。すると、自分が今まで経験したことがない感覚を体験できます!ワクワクしませんか?
日々の練習がマンネリ化してきたな〜、と思っている人は息抜きに戦型変更してみましょう!

③そこまで強さは変わらない。
「戦型変更したら、弱くなるのが心配!」と思っている人は多いと思います。
これへの回答としては、
短期的には(3ヶ月くらい)勝てなくなるが、それ以降は元の競技力に戻るのでそこまで心配はありません
これは、私の実体験や、周りの人の例、トップ選手の例から言えることでかなり説得力があると思います。
私の場合だと、シェークバック表→ペン表→ペン裏裏、とこれまで変更をしてきました。シェークからペンに変えた時なんてラケットの握り方もよく分からず、フォア打ちすら入りませんでした。当時の私は中学2年で団体戦のレギュラーだったので、周りの人からは「チームに迷惑がかかるしやめた方がいい」、「弱くなってるから元に戻した方が良い」と言われました。それでも3ヶ月くらいするとだんだんと慣れてきて元の強さに戻りました。変更前、部内リーグ戦で50人中3位だったのが、変更後もそのまま3位をキープしました。つまり強くも弱くもなりませんでした。
社会人になってペン表→ペン裏裏にした時も同じように、初めの3ヶ月くらいは慣れるのに必要ですが、それ以降は元の強さに戻りました。
私も周りの人だと、
ペンからシェークに変えたAくんは、変えた直後は基礎打ちもできず苦労はしていました。しかし、ペンの時はバックハンドは振れなかったのが、シェークに変えるとバックハンドが振れるようになりました。今ではフォアハンドよりバックハンドの方が上手いくらいです。戦型変更に挑戦することでバックハンドの才能に気づくことができた、良い成功例だと思います。
他にも
カットマンから攻撃マンに変更したBくんは、元々インターハイに出場する高い競技力の選手でした。大学生になると徐々にカットの割合を減らしていき、今では全くカットをしません。用具もテンション系裏ソフトを使用してバリバリのドライブマンになっていますが、社会人になってからも全国大会で活躍しています。
このことから、競技力が高い選手でも戦型変更をそこまで心配しなくて良いことが分かります。
トップ選手でも、戦型変更している人はたくさんいます。
少し昔の選手ですが、小山ちれ選手(バック表→裏)、河野満選手(ペン裏→表)など、いずれも世界選手権で優勝した素晴らしい選手でも、戦型変更によって才能を開花させています。
トップ選手の例を見ても戦型変更によって競技力低下は起こらないことがわかります。
なんでかは分かりません。不思議です。
少なくとも戦型や用具によって競技力は変化しないと言えます。ここについては大変興味深いので自分なりにもっと研究してまた記事にしたいと思います!卓球が強くなる重要な手がかりになる気がします。

戦型変更をおすすめしない人

以下のような人は戦型変更をおすすめできませんのでご注意ください
・大事な試合が近い人
・今の戦型が自分に合っていると思っていて、その理由を説明できる人
・コーチから反対されている人
 

最後に

戦型変更って、そんなに深刻に考えないで気軽に挑戦して良いこと、挑戦すること自体にメリットがある、といった内容を書きました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
ぜひ、戦型変更に挑戦してみてください!


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