【体験談】反転式ペンに変更して気づいたメリット、注意点


「なんとなく中ペンを使ってたけど、松下選手に憧れて反転もいいな」と考えていませんか?この記事では反転式の良いところや、中国式との違い、さらには、注意点についても紹介したいと思います。
憧れの裏面打法を試したいけど、中国式は重くて振れなそう、、反転式なら軽くて良いし使ってみたい、と思っている人の参考になればと思います。

記事の内容

反転式のメリット
・ラケットが軽量で振り切りやすい
・ラバーの選択肢が増える
・手首が使いやすく、回転をかけやすい
・ラケット角度が出しやすく、サイドを切る厳しいボールを出せる。

反転式のデメリット
・選べるラケットの種類が格段に少ない!
・スイートスポットが小さい

中国式から移行する際の注意点
・スイートスポットの位置が中国式と異なりカス当たりが多くなる。
・手首が動きすぎて打球するタイミングが遅れがち

反転式のメリット

中国式ラケットに両面を張ったら180g以上になりますよね。
切り返しの時にラケットの面が出なかったり、振り遅れてしっかりインパクトできない、最悪、ラケットが重すぎて手首を故障した!なんて人はいませんか?

あの松下大星選手でラケット総重量は160gなんだそうです!

それなのに、我々一般プレイヤーが180g超えの重量を扱えるわけがありませんよね。。

私が使ったことがある、反転式と中国式のラケット重量をまとめました。

50gも軽量化できるんだね。
これだけ軽くできれば、たくさんメリットがありそう!

ラケットが軽くなったことで、以下のメリットを感じました。
 ・切り返しがやりやすい
バック対バックからフォアに振られた時に、遅れがちだったのが、前で打てるようになった。

 ・スイングスピードが上がった。
ラケットが軽くなりスイングが早くなりました。これまでは十分なスイングを取るために後陣でプレーしていましたが、反転式では前陣でラケットを振れるようになり、決定打を打ちやすくなりました

中国式ラケットを使っていると、重量が気になりますよね。
本当は重くて弾むラバーを使いたいけど、重すぎて振れなくなっちゃう。。
「仕方がないから、軽いラバーを使うしかない」

反転式なら重量なんか気にせず好きなラバーを選び放題ですよ。

ラケットが軽くなり、スイングスピードUP
さらに、弾むラバーに変更して威力倍増だね!

反転式は中国式よりグリップが細く、グリップにゆとりが生まれます。
私は反転式に変えたばかりの時は「手首がグラグラしてやりにくい」と思いましたが、慣れてしまえば平気ですね。

特にフォアドライブとチキータをする時に手首が使えるようになりました。

フォアドライブは、
反転式がラケットの先端に重心があることもあり、ラケットのヘッドを回しながら、ドライブをする感覚があります。手首も自然と使え回転量がUPしました。

反転式にしてからチキータが武器になりました。
中国式とは球種が変わるんです!

バックスイングの時、手首も十分にバックスイングができるようになり、
中国式の時と比べると、ボールの横や下を捉えやすくなりました。

大きく曲がるチキータや、ちょっと下回転が掛かったチキータが自然とできるようになり、新しい得点源になりました!

シェークや中国式とは違う球種が出せるのって、
相手からしたら相当イヤだよね。

反転式の人のボールって、少し曲がってきたり、
くせ球があってイヤなんだよね。。

・サイドコースを切りやすい


中国式と比べると、反転式の方がボールの外側をとらえ易くなります。

ボールの外側を捉えやすくなると以下のメリットがありました。

 ・サイドを切るボールを打ちやすい。
 ・カーブドライブが自然と打てる。

反転式に変えた時の想定外のメリットでした。

サイドを切ると、それだけで得点できたりしますよね。
カーブドライブは、練習したことは無かったのですが、反転式に変えるとボールの外側を捉える感覚が分かるようになって、自然と打てるようになりました。

ラケットを変えるだけで、これまで打てなかったコースや球種を出せるようになったんだ!

デメリット

・ラケットの種類が少ない

残念なことに、反転式はラケットの種類が少ないですね。
ペン粒用の守備用のラケットはまだあるんですが、攻撃用ラケットとなると極端に種類が減ります(各メーカー1、2種類程度でしょうか、、)
オススメとしては、
・スピンエースカーボン(VICTAS)
・ガレイディアリボルバー(バタフライ)
・アルデンテカーボンエルビーローター式(JOOLA) ←ラージ用だが硬式でも使える

スイートスポットが小さい

反転式が軽量なのってブレードが小さいからなんですよね。
ブレードが小さいと、当然スイートスポットが小さくなります。
ここは練習でカバーするしかないですね。。。

注意点

スイートスポットの位置が中国式と異なる。

反転式ラケットは、中国式や日本式ペンとはブレードの大きさや形が異なり、スイートスポットの位置が変わります。
私も最初に打った時は、中国式の感覚で打っていたので、全くスイートスポットに当たらず、全部ラケットの角で打っているような打感になりました。
慣れるのに1ヶ月程かかりました。

・手首が効き過ぎる

反転式は、グリップが細くて余裕がある、ラケット重心が先端にあるなどの特徴があります。グリップがグラグラなうえ、ラケットの重心が先端にあるので、手首が大きく動きます。
手首を使いやすいことはメリットだけでなく、デメリットもあります。

デメリット
 ・切り返しのときに手首を意識しないといけない
 ・手首を効かせすぎて、打球に間に合わない
 ・手首を痛める

手首を使うときと、使わないで固定する感覚の両方を身につける必要がありますね。

以上、反転式についてでした。参考になるポイントが少しでもあれば幸いです。
反転式は比較的、リーズナブルなものが多いので、皆さん気軽に試してみてはいかがでしょうか?
中国式との違いを楽しんでみて下さい!


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