「普段使っている裏ソフトじゃ、なかなか新しい感覚が身につかない…」と感じている皆さん。そんな時は、1ヶ月間だけ表ソフトで練習してみるという方法はいかがでしょうか?
普段のプレイスタイルを変える必要はありませんが、表ソフトを使った練習を取り入れてみることで、思わぬ効果を実感できるかもしれません。
今回は、私が1ヶ月間表ソフトで練習をすることで得られた驚きのメリットを5つ紹介します。この練習法は、裏ソフトに戻した時にこそ、その効果を発揮するという点がポイントです。
表ソフトでの練習のメリット5選
・ラケット角度を正確に出せる
・インパクトする感覚が身に付く
・微調整ができるようになる
・表ソフトの弱点が理解できる
・回転を利用する感覚が芽生える
- ラケット角度を正確に出せるようになる
表ソフトを使うと、裏ソフト以上にラケットの角度がシビアになります。その結果、ラケットの角度を正確に出す技術が自然と磨かれます。特に表ソフトでブロックの練習をすると、瞬時に正しいラケット角度を出す必要があるため、練習の効果が高まります。裏ソフトに戻したとき、この技術がそのまま活きてきます。
- 強いインパクトをする感覚が身に付く
裏ソフトだと、つい擦りながら打つ癖がつきがちですが、表ソフトではしっかりとインパクトしないとボールが入りません。強いインパクトでミートする感覚を身につけると、裏ソフトに戻した時にも、強いスピードドライブが打てるようになります。「チョリドラ」から卒業したい方に特におすすめです。
- 微調整ができるようになる
表ソフトは、裏ソフトのように回転で弧線を描くことが難しいため、ラケットの面や打球ポイントの微調整が不可欠になります。この技術が身につくと、裏ソフトでのミスも減り、より精度の高いプレイが可能になります。裏ソフトに戻しても、精密な打球ができるようになりますよ。
- 表ソフトの弱点が理解できる
表ソフトの弱点を実際に体感することで、その特性を活かした対処法が身につきます。表ソフトの弱点を知ることで、対戦相手が表ソフトを使ってきた時に冷静に対処できるようになります。また、自分のプレイスタイルに新たなアプローチを加えるきっかけにもなるでしょう。
- 回転を利用する感覚が芽生える
表ソフトでは、ボールをラバー表面で滑らせることで相手の回転を利用することができます。この感覚を身につけると、裏ソフトでも同様の技術が応用でき、より多彩なプレイが可能になります。裏ソフトの限界を突破する新しい感覚が得られるはずです。
表ソフトを試してみたい方におすすめのラバー
せっかく表ソフトに挑戦するなら、回転がかかりにくいラバーでその特性をしっかり体感してみるのがおすすめです。高弾性のラバーを選ぶと良いでしょう。以下のラバーが特におすすめです。
おすすめの表ソフトラバー3選
- オリジナル(YASAKA): コスパ最強!
- スペクトル(S1): 表ソフトのド定番。
- スピーディーPO(バタフライ): 攻撃力がありつつもコントロールしやすい。
まとめ
1ヶ月間の表ソフト練習を通じて、ラケットの角度を出す技術の向上や、ミート感覚の習得、さらにボール威力の向上など、多くのメリットを得ることができました。裏ソフトをメインで使う方でも、この練習法を取り入れることで、普段のプレイに新たな技術と感覚を加えることができます。
普段のプレイスタイルを変える必要はありませんが、1ヶ月に一度のペースで表ソフトでの練習を試してみると、あなたの卓球スキルがさらに向上するかもしれません!ぜひ一度、試してみてください。新たな可能性が開けるかもしれません!