新品のボールを開けたときに付いている、あの白い粉っぽいもの。
卓球をしている人なら一度は「ラバーが汚れるから面倒だなぁ」と感じたことがあるのではないでしょうか?
でも、この粉、実はちょっとした工夫で練習に役立てることができるんです!
新品ボールの粉は、ラケットに触れると跡がくっきり残ります。
これを活かすと、自分の打球がラケットのどこに当たっているのかが一目で分かります。
これにより、普段は気づかないクセやミスを視覚的に把握できます。
さっそく、私が試した実際の練習とその気づきをシェアしていきます!
1. ワンコースでドライブ
まずはワンコースでドライブを打ち続け、ラケットのどこにボールが当たっているのか確認しました。
ボールの跡を見たら、ラケットの右上に跡が集中していました。多少ばらつきはありますが、安定して当てられているようです。
ワンコースなら安定してるね
「ラケットのどこに当てるか」を普段あまり意識していませんでしたが、この練習を通して、打球の安定性を高めるためには常に正確な打点を意識することが重要だと気づきました。
新品ボールならではの発見で、なんだか面白いですね!
2. 多球練習(球出し)で打点の再確認
次に多球練習で球出しをしてみました。
下回転のボールを出しましたが、ほとんどばらつきがなかったです!
ラケットの中心近くに跡がきれいに集中していて、「止まっているボールなら正確に打てるんだな」と実感しました。
今度は球出しではなく、自分が練習する番!
ランダム性のある練習をしてみました。(下回転のボールをランダムに送ってもらい、フォアで動いてドライブ)
うーん・・・
すごくバラついてる
ランダムなボールに対して微調整ができていない無いですね。
ラケットに当たる箇所が数センチズレることでミスが増えているんだと気づきました。
ボールに対して細かく微調整をすることを意識して練習することで、レベルアップに繋がりそうですね。
3. サーブ練習
最後に、新品ボールを使ってサーブ練習をしてみました。
下回転とナックルサーブを出してみました。
下回転サーブ
ラケットの左上に跡が集中していました。
あと、直線上に跡が残っているのも面白いです。
これは、スイングは安定してるけど、タイミングが若干ズレることで、ボールが少し後ろに当たったりしていることを意味しています。
あてるタイミングが一定になるようにトスの高さやリズム感を意識することで安定感のあるサーブが出せるようになりそうです。
ナックルサーブ
ラケットの右側に跡がありましたが、バラつきが大きかったです。
つまり、トスやスイングの精度がまだまだ改善の余地あり。
下回転とナックルサーブを比較すると、回転によってあてる箇所が変わっていることに気づきました。
これまで意識していた訳ではないのですが、自然と回転がかけやすい箇所に当てるようになったんだと思います。
まとめ
新品ボールを手に入れたら、ただラバーを汚すだけで終わらせるのはもったいない!
ボールの粉を活かして、自分の技術を再確認する練習を取り入れることで、確実にスキルアップできます。
次回、新品ボールを購入したときはこの記事を思い出してみてください。
この時期しかできない特別な練習で、あなたも新しい発見を体験してみませんか?