卓球本の多くは、サーブやドライブの打ち方など技術解説が中心です。
もちろん役立つ情報もありますが、どれも似た内容で物足りなさを感じることもあります。

技術解説じゃつまらん
そこで今回は、戦術や思考法を深く学べる本だけを厳選しました。
読むことで、練習や試合への取り組み方が変わります。
- 一流選手の思考法や戦術構築を学べる
- 名門校の練習哲学や試合運びの裏側を知れる
- 読むだけでプレーや練習の質が変わる



これまで出版された卓球本すべてを読んだ筆者が紹介するよ
「もっと頭を使って勝ちたい」「技術書では物足りない」という方にオススメできる本を厳選しました。
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これで勝てる!サービス戦法
- 良いサービスとは何か?
- サーブ練習で心がけるべきこと
- サービスを軸とした戦術の組み立て方
- 試合中の心理戦
サーブだけに特化した、水谷隼選手の一冊。
構えやトス、回転のかけ方はもちろん、「なぜそのサーブを出すのか」という意図や、相手との心理戦まで徹底的に解説されています。
一流選手の頭の中をそのまま覗けるような内容で、サーブ練習の質が格段に上がります。



サーブの奥深さにハマる!
この本は少し難解で、卓球経験がある人の方が、書いてある内容のありがたみを感じられると思います。
高校生以上の、学生、社会人にオススメしたいです。
- 中級者以上
- 戦術の幅を広げたい学勢、社会人選手
サービスで重要なことがわかったので、サービス練習で注意しなくてはいけないことがわかりました。
そもそもどんなサーブを練習しないといけないのか、もこの本を読んで理解できました。



サーブ練のモチベ爆上がり
卓球王 水谷隼 終わりなき戦略
- 生きた練習 vs 死んだ練習の判定基準と、練習メニューの優先順位
- 得点に直結する局面(台上、レシーブ、3球目・4球目)の考え方
- 試合中のメンタルについて
用具やボール、ルールが変わると勝ち筋も変わる、水谷選手はその前提で、自分の技術をどう更新し、戦術に落とし込むかを具体例で語っています。特に「生きた練習」と「死んだ練習」の切り分けは必読。単なる技術本ではなく、勝ち方の再設計書。



戦術の設計図が手に入る
この本は練習時の考え方や戦術のことなど幅広く解説してくれています。高校まではコーチに教わっていたが、大学生や社会人になって、自分で考えて練習をしなくてはいけない環境になった人に特にオススメしたいです。
- 大学生以上の選手
- 卓球がどんなスポーツで、どんな能力が求められるかを知りたい
普段の自分の練習内容が無駄だらけだと気づいて、試合の勝敗に関係する練習メニューを自分で考えられるようになりました。
試合中の色々な場面を想定して、普段から練習ができるようになり、生きた練習ができていると感じます。



サーブ練のモチベ爆上がり
野田学園高校式メニュー
- 野田学園の練習メニューと考え方
- 近年の高速卓球の特徴と必要な練習
- 練習メニューごとにポイント、狙いの解説があり、メニューの組み方がわかる
2025年のインターハイで初優勝を飾った野田学園。
これまでに吉村真晴選手や戸上隼輔選手などの金メダリストを輩出してきた名門中の名門。
輝かしい功績の背景にある考え方を、練習メニューを通してそのまま覗ける一冊です。
各ページに「練習の狙い」や「ワンポイント」が添えられていて、なぜそのメニューをやるのか、どこに意識を置くのかが一目で分かる。
筋トレやメニューの組み立て方にも独自の工夫があり、他の卓球本では得にくい“意図→実行→評価”のつながりが学べます。なお、カットマンや守備型への記載はほぼなく、攻撃型に尖った割り切りが特徴で、野田学園らしさがでていますね。



他の卓球本とは違ってユニークな内容だよ
- 中級者以上で、練習の目的が曖昧になりがちな人
- 部活・クラブで練習メニューを作る立場の人
- 最近の高速卓球を学びたい人
まとめ
この記事では、技術のやり方ではなく、卓球で勝つための考え方や向き合い方を学べる本を紹介しました。
・サーブの考え方、戦術を知りたい→ これで勝てる!サービス戦法
・練習全体を組み直したい→ 水谷隼 終わりなき戦略
・チーム練習の質を上げたい、最近の卓球を知りたい→ 野田学園高校式メニュー
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