ランニングって卓球に意味あるの?、メンタルが鍛えられるっていうけど他に良いやり方があるんじゃないの?
この記事に辿り着いたみなさんは、ツラいランニングをしてでも卓球が強くなりたいと考えた人たちで、そのやる気は素晴らしいものです。
だからこそ、皆さんにはそのやる気を無駄にして欲しくない。
頑張っただけ、しっかりと競技力を向上させてほしい、その思いでこの記事を書いています。
私も学生時代、卓球の強豪校で毎日のようにランニングをしてきました。学校内の部対抗マラソン大会では、陸上部をぶっちぎり卓球部が優勝するほどです。
その経験をからハッキリ言えます。
卓球においてランニングは必要ありません。
この記事では、なぜランニングが必要ないのか、その理由を詳しく解説し、
ランニングの代わりに、卓球でやるべきトレーニングについてお伝えします。
卓球にランニングが必要ない理由
デメリットが多いから
・瞬発力の低下を引き起こす
・疲れて練習効率が落ちる
ランニングで身に付く能力は必要ないから
・卓球で必要な持久力とライニングで身に付く持久力は異なる
・メンタルは鍛えられるが、もっと良い方法がある。
卓球に必要なトレーニング
・短距離のダッシュ
・筋力トレーニング
卓球にランニングは必要ない理由
デメリットが多いから
ランニングは卓球選手にとってデメリットが多いため、あまり効果的なトレーニングではありません。
・デメリット1 瞬発力の低下
卓球は世界最速のスポーツ。瞬発力が求められます。
一方、長距離ランニングは持久力を高めます。長距離ランニングを続けると、体は長時間ダラダラと運動することに適応してします。マラソン選手が短距離の記録を落とすのもそのためです。
一瞬で爆発的な動きが求められる卓球では、瞬発力が低下は致命的!長距離のランニングは卓球には相応しく無いです。
・ デメリット2 疲れちゃうから
当たり前ですが、長距離を走ると疲れます。下手をすると次の日まで疲れが残ることも・・・
疲れを残したまま練習をすると練習の効率を落とします。練習は100%のコンディションでやるべきです。
本番の試合を想定してみて下さい。
長距離を走った後の疲労感で試合をすることなんてありませんよね。むしろコンディションを整えて試合に臨むはずです。
本番のことを想定して、本番に近い環境で練習しないと練習の意味がありません。
長距離のランニングで無駄に疲れて練習効率が落ちるならやらないほうが良いです。
ランニングで身に付く能力は、卓球で必要じゃないから
ランニングでは持久力と精神力が鍛えられるイメージをみなさん持っていますよね。
しかし、それは卓球で必要な持久力や精神力と同じものですか?
卓球で必要な持久力
卓球で使用する筋肉の筋持久力が求められる。
精神力
試合展開に合わせて、自分のメンタルを把握して、プレースタイルを調整することが求められる。
これまで頑張っていたランニングに効果がなかったなんて・・・
他に良いトレーニングはないの?
もちろんあるよ!
卓球が強くなるために、やらなきゃいけないことは沢山あるんだ。
卓球に最適なトレーニング
卓球においては、短距離ダッシュや特定の筋力トレーニングが非常に効果的です。
ここで卓球の動きを思い返してみましょう。静止した状態から前後左右に素早く動く動作の繰り返しですね。
つまり、短距離でも最初の1〜2歩目が重要で、そこに集中できる超短距離が最適です。
短距離ダッシュ
最初の2〜3歩が重要で、これにより瞬時にボールに対応できるようになります。特に、ほぼ止まった状態から瞬時に加速するのを意識して鍛えましょう。
反復横跳び
卓球は前後左右に動き回ります。反復横跳びも左右だけじゃなく、前後や斜めに動く練習を取り入れましょう。
効果的な筋力トレーニング
初動の速さを向上させるためには、特定の筋力トレーニングが効果を発起します。
- スクワット:
脚力を鍛えることで、短距離の爆発的なスタートが可能になります。足がムキムキの卓球選手に弱い人はいませんよね。 - 腹筋トレーニング:
体幹を鍛えることで、下半身からのエネルギーのロスを減らせます。全身の動きがスムーズになり、初動の速さが向上します。
結論
卓球選手にとって、長距離ランニングは必須ではありません。むしろ、短い距離のダッシュや筋力トレーニングを中心に、瞬発力と初動の速さを鍛えることが重要です。
無駄なトレーニングは体力と時間を無駄にします。卓球とはどんなスポーツでどのような能力が必要なのかをよく考えてレベルアップしましょう。