「扱いやすくてお手頃なラバーは?」
「バック面に丁度いいラバーを探している」
そんな人にオススメなのが、ヤサカの『ラクザ7』です。
ちょっと柔らかめ(45〜50°)のテンション系ラバーで、しっかりとラバーに食い込んで飛んでくれます。
尖った性能があるというよりは、全ての技術がやりやすいバランスが良いラバー。
特にジュニアやレディースプレイヤーでボールの威力を出したいけど、扱いやすさもあるラバーを探している人は一回試す価値ありです。
初心者向けラバーって感じ?
No、ハイスペックだけど、扱いやすいラバーってことだよ
この記事では、ラクザ7の回転性能・弧線の特徴・重さ・寿命・相性の良いラケットまで、実体験をもとに整理しました。
●この記事で分かること
- ラクザ7が選ばれる理由
- 重量、寿命は?
- 他のラバーとの比較
- フォアとバック、どっち向き?
▶ 結論:価格・性能・扱いやすさのバランス重視なら、ラクザ7は試す価値あり!
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ラクザ7が選ばれる理由
卓球ラバー選びで迷ったとき、必ずと言っていいほど候補に上がるのがヤサカの「ラクザ7」です。
発売から10年以上が経つにもかかわらず、いまだに愛用者が多い理由は明確です。以下でその魅力をひも解いていきましょう。
バランスが圧倒的に優秀

ラクザ7の特徴は、全ての技術がやりやすいこと
ドライブのかけやすさやスピードの出しやすさはもちろん、台上やブロックといった細かい技術にも柔軟に対応してくれます。
正直、最近のラバーでラクザ7より回転もかかってスピードも出るラバーはたくさんあります。
しかし、その分、回転の影響を強く受けたり、コントロールが損なわれたり、、、デメリットも大きいんです。
ラクザ7はそうじゃない!
全てがやりやすいんです。
「オールラウンド型のテンション系ラバー」として、初心者〜中級者はもちろん、上級者のバック面にも選ばれているのは納得です。
万人受けするラバーだね
バック面に最適
実際、多くの人がバック面にラクザ7を選んでいます。
理由はシンプルで、全ての技術をバランスよく扱えるからです。
バック面はドライブを打つだけでなく、ブロック、ミート、ツッツキなど守備的な技術がとても重要。
ラクザ7ほどバランスに優れたラバーはなく、口コミで人気が広がり、中上級者でバック面にラクザ7を貼っている人は多いです。
コスパ最強。この性能で4000円!?
ラクザ7の魅力を語る上で欠かせないのが価格です。
近年のラバー価格が軒並み高騰する中、ラクザ7は今でも4000円台前半で購入可能。
この価格帯で、ここまでの性能を出せるラバーは本当に貴重です。
「コスパ最強」という言葉がこれほど似合うラバーもそう多くありません。
金欠のたくぼーにはありがたいね。
ヤサカさんありがとう
ラクザ7を使って気づいたこと

私がラクザ7を使い始めたのは、ちょうどペンの裏面打法に挑戦し始めたタイミングでした。
バック面にどんなラバーが良いか、試行錯誤していた中で出会ったのがこのラバーです。
当時は「初中級者向けかな?」「コスパ重視の選択肢かな?」くらいに思っていたのですが……
実際に使ってみると、その印象は良い意味で裏切られました。
想像以上のハイスペック!
価格帯や扱いやすさから「性能はそこそこ」と勝手に思っていたのですが、
実際はスピードも回転も申し分ない。
下手な高級ラバーより「こっちのほうが合う」と思えるほどの完成度でした。
回転は想像以上
ラクザ7は「スピード系ラバー」の印象が強かったのですが、実際に打ってみると、驚いたのは回転量です。
特にループドライブでは、相手のブロックをオーバーさせるほどの変化が出ることも。
スピードだけでなく、回転もしっかりかかるラバーでした。
ブロックが安定する
バック面で最も大事な技術のブロックですが、ラクザ7はその点がとても優秀。
相手の強打にも押されず、しっかり受け止めて狙ったコースに返せます。
「バック面用」として定番になっている理由が、ここで一気に腑に落ちました。
やりにくい技術がない
ラクザ7を使っていて特に感じたのが、どの技術でも困らないということ。
- ドライブ:しっかり食い込み、イメージ通りの弧線を描く
- 台上処理:ストップやツッツキなど、短く止める技術がやりやすい
- ブロック:威力を吸収して、コントロールしやすい
- ミート系:少し柔らかさがあるので、ミート系もやりやすい
「これだけ万能にこなせて、この価格なの!?」と感じたのが、率直な感想です。
ここまで万能なラバーも珍しい!
フォアとバック、どっち向き?【戦型別に解説!】

フォアに貼ると
初中級者〜中学生以下の選手にはぴったりです。
- 弱い力でもしっかりボールが食い込む
- 弧線が出やすく、イメージ通りのボールが出せる
- バランスが良く、色々な技術を覚えやすい
上級者でも、
回転よりもスピードを求める選手なら、ラクザ7はありだと思います。
ドライブだけじゃなく、スマッシュも多用する人もアリです!!
バックに貼ると
バック面との相性はかなり良好です。
- ブロックがしやすい
- ストップやブロックも安定して止まる
- やわらかいスポンジでミートもやりやすい
初心者〜上級者まで、幅広い選手に自信をもっておすすめできます!
カットマンの選択肢としては?
本当の初心者で、まだ打つことも少ない人であればOK
ただし、ラクザ7はドライブなど攻撃技術向けの設計になっています。
カットマンとして技術を磨きたいなら、カットマン用のラバーを使った方が良いでしょう。
寿命は?
貼り替え時期について
ラクザ7の張り替えの目安をまとめました。
やはり、柔らかめではあるので、そこまで長寿命ってわけではないです。
普通くらいの寿命ですね
練習頻度 | 貼り替え目安 |
---|---|
週7回 | 1ヶ月ごと |
週3回 | 2ヶ月ごと |
週1回 | 6ヶ月ごと |
部活でやってるなら2ヶ月を目安に交換しよう
ラクザ7の重量
ラバー名 | ラバー重量(g) |
---|---|
ラクザ7 | 70 |
ファスタークG1 | 67 |
ディグニクス80 | 67 |
ラクザX | 72 |
テナジー05 | 72 |
ディグニクス05 | 72 |
テナジー05ハード | 76 |
ディグニクス09C | 77 |
ラクザZ | 78 |
ラクザ7は軽いラバーだね
子供や女性には大きなメリットだよ
相性抜群のラケット
ラクザ7は、テンションラバーとしては弾みもある方ですが、テナジーやディグニクスほど暴れず、コントロール性能に優れています。
この特性を活かすには、「ラケットの弾み方」や「球持ちの良さ」とのバランスが大切です。
個人的には、「ちょっと弾むラケット」と組み合わせたときに、ラクザ7の魅力が一番引き出されると感じています。
以下では、実際に使ってみて「これは相性抜群だった」と思える3本をご紹介します。
スワットパワー(ヴィクタス)
まずおすすめしたいのが、ヴィクタスの名作「スワットパワー」です。
このラケットは木材ラケットの中でもトップクラスに弾むのが特徴。
とはいえ、カーボン素材ラケットほど暴れないため、扱いやすさも両立しています。
ラクザ7は比較的直線的にボールが飛ぶラバーですが、スワットパワーと組み合わせることで、しっかりと弧線を描いてくれる。
回転もかけやすく、ドライブが安定しやすくなるのを実感しました。
このラケットは7枚合板で、木材のフィーリングの良さを備えています。
卓球に必要な繊細な感覚を身につけることができます。
関連記事
スワットパワーを徹底レビュー!特徴・おすすめプレーヤー・ラバー選びも解説
インナーフォースレイヤーZLC(バタフライ)
バタフライの人気インナーモデル「インナーフォースレイヤーZLC」も、ラクザ7との相性が非常に良いです。
ZLCはカーボン素材で弾みますが、インナー仕様なので球持ちがよく、扱いやすいのが特長。
ラクザ7を貼ることで、スピード・回転・コントロールのバランスが高次元でまとまる理想的な組み合わせになります。
特にバックドライブやチキータの安定感、ブロックの安心感がアップし、「ミスが減る感覚」がありました。
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いインナーフォースレイヤーZLCを徹底レビュー!特徴・おすすめプレーヤー・ラバー選びも解説
ビスカリア(バタフライ)
「弾むラケットに弾むラバーを貼るのってアリ?」と思うかもしれませんが、
実はビスカリアにラクザ7を貼っている上級者は意外と多いです。
特にバック面に使うことで、
・安定した回転性能
・ブロックやカウンターの打ちやすさ
・ドライブでしっかりと抜けるスピード
といった魅力を活かすことができます。
初心者や中級者には少し扱いが難しい組み合わせですが、ラケットの反発力を制御できる上級者なら、むしろ心地よいバランスになります。
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【徹底レビュー】ビスカリアは本当に最強?使ってわかった魅力と注意点
他のラバーとの比較
ロゼナ、ラクザ7softと比較
ロゼナはバタフライを代表する入門ラバー
ラクザ7softはラクザ7を柔らかくしたラバーでこちらもロングセラー。
どちらも初中級者に選ばれ続けているラバーですね。
●回転
ラクザ7>ラクザ7soft>ロゼナ
●スピード
ラクザ7>ロゼナ>ラクザ7soft
ブロックのしやすさ
●ラクザ7soft>ロゼナ>ラクザ7
ラクザ7の良さは、回転・スピードともに最高レベルなのに、扱いやすさを残しているところです。
初中級者で回転をかけたり、ボールをコントロールする感覚を身に付けたい人、上級者でバック面に安定性を求める人に特にお勧めできます。
まとめ
- ドライブを安定して打てる
- ブロックや台上処理がやりやすい
- 弾みすぎずミスを減らせる
- それでいて価格は安い
初心者・ジュニア・レディースなど、
「まず1枚選ぶなら?」に真っ先におすすめできるラバーです。