ラケットは性能で選ぶのが当たり前
そんなことは誰だってわかってる。
でもその上で、かっこいいラケットを持ちたいと思わないか?

見た目のカッコ良さ、そして伝統も背負った特別なラケットを紹介!



これでラケットに悩む日々からおさらば。脱!用具沼
- 見た目が洗練されている
- 外面だけでなく中身(性能)も良い
- 実績・伝統を背負っている
今回選んだのは、性能はもちろんですが、何よりも見た目のかっこよさ、そしてラケットに込められた伝統や存在感を持つモデルたちです。
コートに立った瞬間、「こいつ強そうだ」と思わせるような“男の中の男”ラケットたちです。
この記事では、筆者が本気で惚れ込んだかっこいい卓球ラケット7本を紹介します。
読み終えたとき、きっと「これを握って試合に立ちたい!」と思える一本が見つかるはず。
かっこいいラケット7選
クリッパーウッド(STIGA)
かつては中国代表の馬琳、王励勤、劉国梁といった名プレイヤーたちが使用し、世界の舞台で数々の名勝負を生み出してきました。まさに憧れの一本として多くの選手の記憶に残る存在です。
今では素材入りラケットの時代になり、クリッパーウッドを使う人は少なくなりました。
しかし、それでも時折このラケットを使い続ける選手を見ると、時代に流されないこだわりを感じます。クリッパーウッドの本当の良さを理解しているからこそ使い続けている。そんな姿に「この人は強いな」と思わせる迫力があります。


デザインもまた、シンプルで飽きのこないかっこよさを放っています。
木材そのままの茶色をベースに、赤いラインがアクセントとして入ったデザイン。ブレードも側面から見ても赤い線が走り、隙のない完成されたデザインです。
余計な装飾を削ぎ落とした潔さが、長年愛されてきた理由でもあります。
サイバーシェイプ(STIGA)


六角形の異端デザイン──初めて見たときは「えっ、何これ?!」と正直拒否反応すら覚えました。
しかしこのラケットが登場した瞬間、モーレゴード選手が世界選手権で銀メダルを獲得。たちまち一躍有名ラケットとなり、性能も実績も証明されました。
「六角形だから台上技術がやりやすい」「スイートスポットが広い」などの機能的な説明もあります。
けれども、そんな細かい理屈を超えて、六角形という存在そのものがロマンなのです。
さらに、オールブラックの外観がこれまた渋くてかっこいい。試合で構えただけで周囲の視線を集める、唯一無二の存在感があります。
GAUZY SL OFF(andro)
表面に高級木材の黒檀(エボニー)を使用した、インパクト抜群の一本。
黒檀特有の深みのある木目は、まさに天然素材ならではの存在感で、手にするだけで「特別なラケットだ」と感じさせてくれます。
さらに、グリップにはさりげなくフランスをイメージしたトリコロールカラーが施され、デザイン面でも個性を放っています。派手すぎず、それでいて確実に目を引く──そんなセンスの良さが魅力です。
性能面では非常にハードな打球感を持ち、パワー志向の男子選手にこそ相性の良いラケット。
使用者は決して多くないため、他人と被る心配もほぼありません。
「人と違う一本を持ちたい」「強さと個性を両立したい」というプレイヤーにこそおすすめしたいラケットです。


アンドロ ANDRO ajb0093 ゴーズィ エスエル オフ GAUZY SL OFF 卓球 ラケット 初心者 中級者 上級者 卓球ラケット 練習
馬琳エキストラスペシャル(YASAKA)


黒と赤の組み合わせが際立つ、クラシックでありながら超ハードな見た目の一本。
卓球ラケットの中でも特に「強そう」という雰囲気をまとっており、手にした瞬間から圧倒的な存在感を放ちます。
実際にこのラケットを使っている選手を見て、「弱そうだ」と感じたことは一度もありません。
むしろ、相当な実力者が選ぶラケットという印象が強く、見ただけで「この人はただ者じゃない」と思わせる力があります。
表面には硬質な木材が使われ、黒みがかった色合いが迫力を演出。
重量もあり、パワーと体幹の強さを兼ね備えた選手にこそふさわしい一本です。
しっかりとトレーニングを積み、ガッツあふれるプレーをするプレイヤーに持たれてこそ、馬琳エキストラスペシャルの真のカッコよさが光ります。
ただの用具ではなく、強者の証とも言えるラケットです。
ワルドナーセンゾーカーボン


全てのシェイクドライブマンが一度は憧れるラケット。
中国選手以外で唯一「大満貫」を達成した伝説のプレイヤー、ヤン=オベ・ワルドナーの名を冠したモデルです。
カーボンラケットでありながら、ただ硬いだけではなくコントロール性能に優れているのが大きな特徴。ドライブ、ブロック、台上、サーブ──あらゆる技術をスムーズに繰り出せる万能感は、まさに「卓球の芸術」と呼ばれたワルドナーらしさを体現しています。
さらに特筆すべきは、グリップデザインの美しさ。
まるで絵画のような色合いと配置で、ヨーロッパらしい芸術的な感性が詰め込まれています。ラケットでありながら「持つ楽しさ」「眺める楽しさ」も与えてくれる一本です。
ただ強いだけでなく、美しさを兼ね備えたラケット──それがワルドナーセンゾーカーボンです。
インナーフォースレイヤーZLC(バタフライ)


硬質なザイロンカーボンをインナーに搭載したラケット。
強い回転をしっかりかけつつ、威力のあるボールを打ちたい選手に愛用されています。
素材入りラケットの中でもやや重量があり、ガタイがしっかりしたプレイヤーが使うイメージが強いモデルです。
デザイン面では、グリップに黒い枠の中に鮮やかな黄色が配された特徴的な配色。
この「黄色いラケット」というのは意外にも珍しく、卓球用具の中でも非常にレアな色合いをしています。
シンプルながらも飽きが来ず、見る者に力強さと存在感を印象づけるデザインです。


ティモボルALC(バタフライ)


ティモボル選手が長年使用してきた、代表的なアリレートカーボン・アウターラケット。
何よりもまず、ティモボルという選手自身のプレーや卓球への向き合い方がカッコいい。
左利きのプレイヤーであれば、一度は彼のプレーを参考にするはずです。その姿勢と実績にふさわしいラケットが、このティモボルALCです。
デザイン面でも、まず目を引くのは「TM」ロゴ。
シンプルでありながら力強さを放ち、ラケット全体の印象を引き締めています。
さらに、アリレートをイメージした青と水色の爽やかな配色が美しく、清潔感とクールさを兼ね備えています。
「イケメンラケット」と呼ぶにふさわしい一本。
その外観と背景にあるティモボルの哲学が合わさり、持っているだけで誇らしく感じられる存在感があります。


まとめ|カッコいい1本は自身になる
卓球ラケットは性能で選ぶのが普通。
でも、見た目のかっこよさに惹かれて選ぶ一本には特別な力があります。
今回紹介した7本は、どれも伝統や存在感をまとい、持つだけで「強そう」と思わせるラケットです。
お気に入りの一本を手にすれば、きっと気持ちも引き締まり、自信を持ってプレーできるはずです。



かっこいいラケットでモチベUP!
コメント