「もっと変化を出したい」「守備を安定させたい」「前陣で相手を揺さぶりたい」──そんな悩みや願望を抱えて粒高ラバーを探している方へ。
粒高ラバーは、カットマン、ペン粒、異質ブロック型など多彩な戦型に対応できる奥深い武器です。ただし、選ぶべきラバーはプレースタイルによってまったく異なります。
本記事では、実際にプロや有名選手が使っているモデルや、扱いやすさ・変化量・守備力・攻撃性能などの観点から、2025年最新版のおすすめ粒高ラバー7選を徹底解説。タイプ別の比較表付きで、あなたに最適な一本が見つかります。
初心者でも安心して選べるよう、選び方やよくある質問も網羅。ぜひ最後までチェックしてください。
たくぼー粒高は奥深いぞ
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おすすめ粒7選!
![]() ![]() イリウスS | ![]() ![]() イリウスB | ![]() ![]() Grass D.TecS | ![]() ![]() カールP1V | ![]() ![]() カールP3V | ![]() ![]() フェイントロングⅡ | ![]() ![]() フェイントロングⅢ | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 変化 | ちゃんと切れれば! | ちゃんと変化する | 勝手に変化 | 超変化! | おとなしい | 普通 | 最新機能 |
| 攻撃 | ムズい | やりやすい | やりやすい | やりやすい | やりやすい | ||
| 安定 | 普通 | 粒が硬めでムズい | 結構ムズい | 安定する | かなり安定 | 安定する | |
| 価格 | 2,600円 | 2,600円 | 5,600円 | 3,300円 | 3,300円 | 2,100円 | 2,500円 |
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【目的別】おすすめ粒高ラバー
とにかく変化を出したい
カールP1V
粒高ラバーといえばこれ、というほどの定番中の定番。長年愛され続けているベストセラーであり、粒高使いにとっては“まず検討すべき1枚”です。
カールシリーズの中でも、P1Vは最も粒が高く、細長い設計が特徴。これはつまり、粒が倒れやすく、より大きな変化を生みやすいということです。カットマンはもちろん、前陣でのバック粒スタイルの選手にも非常に人気があります。


実際に使ってみると、「あ、これは変化で得点できる」という感覚がはっきり感じられます。ブロックでも変化が大きく、ツッツキでも相手のタイミングをずらせる。守るだけじゃなく、自分から先手を取るプレーにもつなげられるラバーです。
安定性もあるので、「変化が欲しいけどミスも減らしたい」という人にこそおすすめ。とにかく粒高の“変化”という武器を最大限に活かしたい人に、一度は試してほしい1枚です。
Grass D.TecS
「粒高なのにテンション?」──そう思った人は多かったはず。今でこそお馴染みの存在ですが、販売当初はその異質さに戸惑いすら感じたラバーです。
実はこのラバー、テンションがかかっているのはシート部分。これにより、粒が独特の倒れ方をします。他の粒高では出せないような変化が飛び出すのが、このラバー最大の特徴です。
さらにテンション効果によって、攻撃がしやすいのもポイント。粒高なのにプッシュやカウンターで相手を押し込める感覚は、他にはない快感。前陣で変化をつけながらも、自分から点を取りにいきたい人に特におすすめです。
実際、インドのバトラ選手がこのラバーを駆使して中国選手を苦しめたのは記憶に新しいところ。前陣での異質プレーに革命を起こした一本として、世界の女子トップ選手たちにも愛用者が増えています。



グリーンカラーもあるよ!
扱いやすさ重視
カールP3V
「最初に選ぶ粒」として自信を持ってすすめたいのがこのラバー。
使ってみて実感したのは、とにかくミスしにくいってこと。
粒が太くて低いからか、変に暴発しないし、ツッツキもプッシュも狙ったところに返る感じがあって安心感があります。
粒高ってちょっとした角度で吹っ飛んだり、変化が読めずに自滅したりしやすいですが、カールP3Vは“扱える”感覚がちゃんとあるんです。
特に印象に残ってるのは、台上でブロック気味に返したときのナックルの伸び方です。
「あれ?こんな変化出るの?」って思わせるくらいスッと直線的に伸びるので、相手もラケットの角度迷ってミスがでたりします。
ペン粒や前陣のシェーク粒にはすごく相性がいいです。
使用していた選手
福岡春菜選手(元日本代表)がバックに貼っていたのは有名です。
スポンジなしのOXタイプで、粒高を“守備だけじゃない攻撃の武器”として使い倒していました。
阿部恵選手。
バック粒の左利き。
ブロックで変化をつけながらも、粒を表ソフトのようにも使っていて、前陣で攻めるスタイルでした。
攻守のバランスが良いカールP3Vがプレーにマッチしたのだと思います。
フェイントロングⅡ
カットマン用ラバーといえば、これを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
数々の名カットマンがこのラバーを選んできました。
粒がやや高めで変化もしっかり出ますが、それでいて安定感のバランスがとても良いです。
実際に使ってみて感じたのは、「粒が自然に倒れてくれて、変化も出せるけどミスしにくい」という扱いやすさでした。
カットに入ったとき、自分の力で切ることができる感覚があります。
「守っているだけ」ではなく、こちらから仕掛けていけるので、“変化を使って戦術を作る”プレーができる粒高ラバーだと思いました。
攻撃もできる粒を探してる
プラスチックボールに変わったことで粒の変化は小さくなり、変化のみで得点することは難しくなりました。
今の時代、粒高でも攻撃ができることが超重要!ここでは攻撃がしやすい粒高ラバーを紹介します。
あと、卓球王国グッズ2019に打てる粒高特集があるので、気になる人は読んでみてください。
Grass D.TecS
攻撃がしやすい粒高なら、真っ先にこれが思い浮かびます。
粒にテンションがかかっているので、プッシュが速く、慣れれば、普通にフォアドライブを打つようなスイングで攻撃も可能です。。
最初は飛びすぎて少し難しく感じましたが、慣れるとフォアからでも粒でガンガン攻撃できます。
それでいて変化もちゃんと出るのがこのラバーの強み。
インド女子代表のバトラ選手のように上から下に切り落とすように打つと、強烈な下回転がかかって、相手のミスを誘えます。
ファントム007
変化量は控えめですが、“素直な変化”が出るのがこのラバーの特徴。粒があまり倒れすぎないので、予測不能な変化ではなく、自分でコントロールしながら返球できる安心感がありました。
プッシュで速いボールを出すのもやりやすくて、タイミングさえ合えば表ソフトみたいに角度打ちすることも可能です。
クセが少ないぶん、攻守の切り替えもスムーズなので、「最初の粒高」にはぴったりだと思います。
戦型別 おすすめ粒高ラバー
カットマンにおすすめ
フェイントロングⅡ
このラバーは、1990年の発売から今もずっと使われ続けているカットマン定番ラバーです。
今でも多くのプロがバックに貼っていますね。
一番の理由はやっぱりカットが安定すること。
でもそれだけじゃなくて、粒が少し硬めなので攻撃もしやすいし、変化もしっかり出せるんですよね。
しかも粒の形状はルールギリギリまで細く設計されていて、強い下回転や揺れるボールもちゃんと作れます。
守って良し、仕掛けても良し。
「バランス型の王道粒高」を探しているなら、まず選択肢に入れていい一本です。
ペン粒におすすめ
カールP3V
カールP5V
旧カールP-H(ピンチヒッターの意)。
これはかなり硬めの粒高ラバーです。手に取った瞬間から「カチカチだな」って感じるくらいで、その分攻撃がしやすいのが特徴です。
粒がしっかりしているので、倒れる・倒れないの差で明確な変化も出せて、得点にもつながりやすいです。
しっかり止めて変化を出す、いける場面では攻撃にいく、そんな変化と攻撃を両立したいタイプにはすごく合っていると思います。
特にアグレッシブな前陣型やペン粒の人には、一度試してみてほしいラバーです。
バック粒におすすめ
Grass D.TecS
最近のインド女子選手たちの活躍を見ていると、「あ、このラバー自分も使ってみたいな」って思いますよね。
特にバック面に貼るとめちゃくちゃおもしろいです。粒高なのにテンションがかかっている、完全にじゃじゃ馬系ラバーなんですが、ちゃんと使いこなせれば、変化も出るし、攻撃もできる。
特に、粒で得点が取れるっていうのが大きな魅力です。変化で崩すだけじゃなくて、プッシュやスマッシュでラリーの主導権も握れる。
「粒=守るだけ」じゃないってことを証明してくれるラバーだと思います。
まとめ
この記事では、おすすめの粒高ラバーを目的別・プレースタイル別に紹介してきました。
正直、粒高ってほんとに奥が深くて、同じラバーでも「切れる」と感じる人もいれば「切れない」と言う人もいたり、「ブロックが止まる」「いや全然止まらない」なんて声もあったりします。
それくらい感じ方に個人差があるし、ラケットやフォームとの相性でも印象がガラッと変わるんですよね。
だからこそ、今回紹介したラバーの中から、ぜひ自分に合いそうなものをいくつか試してみてください。
そして、自分にぴったりの一枚を見つけて、粒高の世界をもっと楽しんでもらえたら嬉しいです。
















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