【卓球】用具厨の心理と影響とは?多くの人がハマる理由


1. 導入

用具厨とは何かの簡単な説明

用具をコロコロ変えてませんか?最初は何か理由があってラケットやラバーを変えたはずなのに、その理由が思い出せなくなること、ラバーを張り替えるたびに用具が変わっていること。それは、まさに「用具厨」と呼ばれる現象です。用具厨は一種の病気かもしれません。

記事の概要とポイント

この記事では、用具厨になりやすい人の心理、メリットとデメリット、そしてその対策とメンタルケアについて詳しく解説します。

2. 用具厨になる理由

1. もっと良い物が見つかる「グラスシンデレラ症候群」

  • 用具厨度★★★
  • パフォーマンス向上を追求し、新しい用具に目移りしてしまう。常に「もっと良い物があるかもしれない」と思い、用具をコロコロと変え続けます。

2. 他人との差別化

  • 用具厨度★
  • 他の人と同じ用具を使うのが恥ずかしくなり、少し変わった物を使いたくなる。用具が他人と違うことを評価基準とするため、一度変えたらあまり変えない傾向があり、用具沼にはまりにくいです。

3. マンネリ防止

  • 用具厨度★★★
  • 用具を変えることで新鮮さを感じ、プレイに対する興味を維持しようとします。しかし、同じ用具を寿命が尽きるまで使い続けることも多く、お財布にはあまり影響しません。

4. コミュニティとの交流

  • 用具厨度★★★
  • 用具厨仲間が多いコミュニティに属していると、抜け出しにくくなります。友人と新しい用具を試し合うことで、楽しさが倍増し、用具を頻繁に変えるサイクルが完成します。

3. 用具厨のメリットとデメリット

デメリット

  • 強くなりたいなら、時間の無駄 用具を変えるたびに調整期間が必要です。トップ選手でも新しい用具に慣れるのに時間がかかります。技術力を高めるには、用具を固定する方が効率的です。
  • 用具を負けた時の言い訳にしがち 負けるたびに用具を変えることで、用具を言い訳にしてしまいます。不調になる→用具を変える→不調になる、負ける→用具を変える→弱くなる→負ける、という負のスパイラルに陥ります。

メリット

  • 技術向上の可能性 新しい用具が自分に合っている場合、技術の向上に繋がることがあります。しかし、これには自己分析能力が必要です。自分のプレイスタイルや欠点を理解し、適切な用具を選ぶことが重要です。
  • コミュニティ内での話題提供 用具を変えることで、友人との交流が増え、話題が豊富になります。新しい用具を試す楽しさは、卓球の醍醐味の一つです。

4. 用具厨の対策とアドバイス

1. 最高の用具が見つかるのは幻想 自分に最適な用具が見つかるという幻想は捨てましょう。まずは2年くらい用具を固定し、そこを基準に目的を持って用具を変えると良いです。

2. 鉄の意志を持つ 用具を変えないと決心し、紙に書いておきましょう。自己決定理論によると、自分で決めたことが重要です。同じ用具を使い続けることで、安定したパフォーマンスを維持できます。

3. 自己分析の重要性 自分の卓球の特徴を踏まえ、用具に何を求めるかを考えましょう。自分の長所を伸ばすよりも、欠点を補う用具を選ぶ方が効果的です。試合動画を確認し、客観的に自己分析することが大切です。

5. まとめ

記事のポイントの再確認

用具厨には様々な理由があり、その行動には多くのメリットとデメリットがあります。適切な用具選びを心がけることで、卓球のパフォーマンス向上と楽しみを両立させることができます。

読者へのメッセージやアドバイス

用具厨の心理を理解し、適切な対策を講じることで、卓球ライフをより充実させましょう。自分に合った用具を見つけることは大切ですが、それ以上に重要なのは自分の技術を高めることです。卓球を楽しみながら、自己成長を目指しましょう。

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