ディグニクス09C・05・80・64を徹底比較!あなたに最適なラバーは?


ディグニクスってよく聞くけど、たくさん種類があってよくわからないや

すべて高性能だけど、特徴はそれぞれ違うぞ。今回の記事を読めば自分に合ったディグニクスを選べるはずだ!


筆者も最初はディグニクス09Cを使っていましたが、ある日ディグニクス05を試してみると、自分には05の方が合っていると実感。その後、トッププレイヤーが愛用するディグニクス80も試し、それぞれの違いを肌で感じました。
本記事では、09C・05・80のそれぞれの違いやリアルな使用感を、徹底解説します。

この記事を読めば、ディグニクス09C・05・80の違いが分かり、自分に合ったラバーを選べるようになります。
最適なディグニクスを選んで、あなたのプレーをさらにレベルアップさせましょう!

ディグニクスシリーズの基本情報

ディグニクスシリーズは、バタフライの高性能ラバーシリーズとして多くの選手に愛用されています。特に「回転性能」と「スピード」のバランスが特徴で、トップ選手から中級者まで幅広く使われています。

09Cは回転重視、05は威力、80はバランス、そして64スピード特化のラバーだね

実際に使ってみた感想

ディグニクスシリーズを実際に使用し、それぞれの技術でどのような違いがあるのかを詳しく解説します。

フォアドライブ・バックドライブ

・ディグニクス09C
回転性能が非常に高く、弧線の高いドライブを打ちやすい。ただし、スポンジが硬いため、ボールをしっかり食い込ませるにはパワーが必要。

・ディグニクス05
回転と弾みのバランスが良く、しっかりとした弧線を描くため安定感がある。適度な食い込みがあり、比較的使いやすい。

・ディグニクス80
食い込みがよく、弾みも強い。弧線は低めになりやすいが、スピード重視のプレースタイルには適している。

・ディグニクス64
シリーズの中でも最も弾みが強く、ボールが直線的に飛ぶ。スピードドライブやスマッシュを多用する選手向け。

サービス

・ディグニクス09C
最も回転がかかり、サーブの変化をつけやすい。ただし、スポンジが硬いため細かいコントロールには慣れが必要。

・ディグニクス05
しっかりと回転をかけられ、バランスが取れたサーブが打てる。どんなサーブ技術にも対応しやすい。

・ディグニクス80
回転量は05よりは劣る。勝手に飛んでいく感じがありコントロールが難しい。

・ディグニクス64
十分に回転はかかるがシリーズの中では控えめ。勝手に飛んでいってしまう感覚がある。

サービスでは、09Cは回転もかかるしコントロールもしやすいよ

レシーブ

・ディグニクス09C
サーブの回転の影響を受けやすく、レシーブには技術が必要。特に回転の見極めが求められる。

・ディグニクス05
バランスが取れており、ストップ・フリック・ツッツキ・チキータ、全てやりやすい。

・ディグニクス80
コントロールしやすく、回転の影響もそれほど受けないため扱いやすい。

・ディグニクス64
回転の影響を受けにくいが、勝手に飛んでいく感じがあり、止める技術は難しくなる。

ハイスペックな分、レシーブでは技術が求められるよ

ブロック

・ディグニクス09C
回転の影響を強く受けるので、当てるだけのブロックだと回転の影響を受けてボールが吹っ飛ぶ。回転をかけ返すブロックであればコントロールできる。

・ディグニクス05
しっかりとラケットに当てることで安定したブロックが可能だが、やはり回転の影響を強く受けるので、回転をかけ返すブロックの方が良い。

・ディグニクス80
回転の影響も受けるし、勝手に弾んでいくので、回転の影響とボールのスピードの両方を吸収しながらブロックする必要がある。技術力が必要。

・ディグニクス64
コントロールが難しい

ブロックには、他のラバー以上に高い技術が必要になるよ

このように、ラバーごとに技術の相性が大きく変わる ため、自分のプレースタイルに合った選択をすることが重要です。
次の章では、それぞれのラバーが「どんなプレースタイルに向いているか?」を詳しく解説します!

どんなプレースタイルに向いているか?

⚫︎ディグニクス09C

・回転を武器にする選手
ループドライブやチキータを多用し、回転を最大限に活かして得点を狙うプレースタイル。09Cのグリップ力を活かせば、回転量の多いボールを打ちやすい。ただ、回転の影響も受けやすいので、回転を見極めて利用できる上級者にオススメ。

・カットマン
カット時に強い回転をかけることができる。しかも、カットがおさまりやすい。攻撃力も十分。守備力を高めつつ、攻撃にも転じやすい。カットと攻撃を両立したい選手におすすめでき、周りのカットマンも結構使っている印象がある。

けっして扱いやすいラバーではないので、上級者にオススメ


⚫︎ディグニクス05

・パワーのある選手
ラバーの弾みを活かすには一定の筋力が必要。男子なら高校生以上、女子なら大学生以上の選手に向いている。

・中級者(県上位レベル)以上の選手
高性能な分、扱いには技術が必要。初心者には向かず、中級者以上に適している。

やりにくい技術がなく、幅広いレベルの選手に支持されているのも納得

⚫︎ディグニクス80

バランスのプレイヤー向け

・回転も欲しいが、スピードも出しやすい選手
回転とスピードのバランスが取れたラバーを求める選手に最適。攻守の切り替えをスムーズに行いたいプレーヤー向け。技術のやりにくさが少なく、誰にでも扱いやすいラバーで初心者から上級者までオススメできる。
バランスが良いので、フォア面よりはバック面に使っている人が多い。
たくぼー「バランスがいいってことは、どんな戦型にも合いやすいのかな?」

⚫︎ディグニクス64

・スピードを最優先する選手
弾みが非常に強く、直線的な打球が特徴。ラリーのテンポを速くしたい選手や、片面ペンホルダー、速攻型の戦術を採用する選手に適している。

64は軽量だから、ジュニアや女性にもオススメだね

相性の良いラケットの紹介

⚫︎ディグニクス09C
09Cは微粘着で玉持ちが良いので、アウターカーボン系ラケットと組み合わせることで飛距離を補い、回転とスピードを両立できる。
一方で、インナーラケットや木材ラケットとは相性が悪く、ボールを持ちすぎて飛ばしにくくなる。

⚫︎ディグニクス05
05はインナーラケットと組み合わせることで安定感と適度な弾みを確保できる。
アウターラケットとも王道の組み合わせだが、飛びすぎてコントロールが難しい。

⚫︎ディグニクス80
80はバランスの良いラバーで、アウター、インナー、木材いずれとも相性が良い。

⚫︎ディグニクス64
64はスピード性能が高く、インナや木材と相性が良い。
アウターカーボン系ラケットと組み合わせると直線的にボールが飛びすぎ、安定感に欠ける印象がある。

まとめ

ディグニクスシリーズは、それぞれ異なる特性を持ち、プレースタイルに合わせて最適なモデルを選ぶことが重要です。本記事の内容を簡単に振り返ります。

プレースタイルに合わせて選ぼう
・回転重視なら09C、バランス型なら05、スピードを求めるなら80や64。
・ラケットとの相性を考える
・自分のレベルに合わせよう

ディグニクスシリーズは高性能ですが、自分のプレースタイルに合ったものを選ぶことが大切です。この記事を参考に、自分に合ったラバーを見つけてください。
ラケットとの相性についても考え、自分に合う組み合わせを見つけましょう。


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