ディグニクス80って立ち位置が微妙じゃない?05と64の間みたいな感じ?
そのバランスが取れた立ち位置がGOODなんだよ
ディグニクス80は、バタフライのバランスの取れたテンション系ラバーで誰にでもオススメできるラバーです。
ただし、まわりに使っている人はあまりいないし、自分にあっているのかわからない人が多いのも事実です。
この記事では、このラバーを1年間使い込んだ筆者の実体験をもとに、
- 寿命はどのくらい持つ?
- 重量は気になる?
- フォア・バックのどっち向き?
- どんなラケットと合う?
など、購入前に気になるポイントを本音でレビューしていきます。
▶ 結論:ディグ08は多くの人が扱える万能ラバー。一度は使ってみるべき。
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ディグニクス80を1年使ってわかったリアルレビュー
寿命は長い?劣化スピードの実感

ディグニクス80は寿命が長いと評判ですが、実際はどうなのでしょうか?
実際に1年間使用した実感としては、他のラバーよりも寿命が長いと感じています。私は週1〜2回の練習頻度で約2ヶ月使用しましたが、明らかな性能劣化は感じませんでした。
他のテンションラバーよりは寿命は長め!
トップシートは1ヶ月ほどでうっすら白っぽくなり始めますが、性能劣化は感じません。回転も普通にかかります。

貼り替え時期について
ディグニクス80の張り替えの目安をまとめました。
これ以上使うと、なんとなく性能劣化を感じで、ボールが思ったより飛ばない感じがしてきました。
練習頻度 | 貼り替え目安 |
---|---|
週7回 | 1ヶ月ごと |
週3回 | 2ヶ月ごと |
週1回 | 6ヶ月ごと |
重さとバランス感|使いやすさは?
■ 重さ
他のハイエンドラバーよりは軽量です。ディグニクス80の大きなメリットなんです!
ディグニクス05を以前使用していましたが、そのときより、ラケットが1〜2g軽くなりました。
■ 軽量化によるメリット
いつもより振り切れる感覚があり、インパクトが強くなったのを実感しました。
ラケットの重量が軽くなると、自然と肩の力が抜けて、リラックスできました。
■ ラケットとの相性
ラケットはどんなラケットとも相性が良いです。木材でもインナーでもアウターでも。
アウターは少し弾みすぎる感じもありますが、扱いこなせないということはなく、万能な印象があります。
■ 体格や筋力との関係
弱い力でも回転をかけたり、スピードのあるボールを打つことは可能です。
スポンジは適度に柔らかいので、簡単にスポンジにボールが食い込んでくれますね。
男性に限らず、女性や子供でも扱いこなせます

卓球ラバー重量一覧
ラバー名 | 重量 (g) |
---|---|
ディグニクス80 | 67 |
ディグニクス05 | 72 |
ディグニクス09C | 75 |
テナジー05 | 71 |
ラクザZ | 78 |
ラクザX | 70 |
ファスタークG1 | 67 |
硬さ・打球感|食い込みとスピン性能
■ 硬さ
メーカー表記はスポンジ硬度40です。かなり硬いラバーのように見えますが、トップシートが優秀で弱い力でもしっかりと食い込む感覚があります。
実際に使ってみても、硬さはあまり気になりませんでした。
■ 打球感は?
トップシートでしっかりボールを掴んで飛ばす感覚があります。
粘着ラバーのように、ボールがしっかり上に飛んでいきます。
強く打ったときは、テナジーに近い爽快感もあって気持ちよく打てます。
■ 食い込みの感触
軽く打ってもクッとボールを掴む感覚があり、しっかり振るとテンション系らしい飛び出しがあって打っていて気持ちが良いですね。
特にカウンターや強打の場面では、ボールをつかんで飛ばす感覚がはっきりと感じられました。
■ 回転のかけやすさ
サーブやツッツキではトップシートがよく引っかかって、しっかり回転をかけることができます。
サービスエースが増えたのも、このラバーに変えてからです。
ドライブでは少し打点が落ちても、下からしっかり持ち上がってくれるので安定感があります。
ディグニクス80 レビュー
■ スポンジ硬度と打ちやすさ
スポンジ硬度は40度で、トップシートが柔らかいため全体としては柔らかめの打球感です。軽くて扱いやすく、男性はもちろん、女性や子供でもしっかりとスイングできるのが魅力です。
■ 打球感と爽快感
打球感はテナジーに似ており、軽快で爽やかなフィーリングを感じます。さらに、ディグニクスらしいトップシートがしっかりとボールを掴んでくれるため、しっかり回転をかけられます。
■ 回転性能と軌道
回転のかけやすさは非常に高く、ドライブの安定性も抜群です。ディグニクス05と比べると、より直線的な軌道で飛ぶため、スピード重視のプレイヤーには特におすすめできます。
■ 総評
ディグニクス80は、バランスの取れた性能で幅広いプレースタイルに対応できるラバーです。軽さ・扱いやすさ・回転性能の三拍子が揃っており、「扱いやすいディグニクス」を求める方には最適な選択肢となるでしょう。
意外に扱いやすいんだね
性能をしっかり引き出そうと思ったら、難しいけどね。
他のラバーと比べてどうだった?
他ラバーとの比較
■ ディグニクス05
05よりもスピードは出しやすいです。ドライブもボールが直線的に飛びます。台上はシートが柔らかく、浮きやすいのでツッツキやストップは少し練習が必要だと感じました。威力は出しやすく、特に下回転打ちはやりやすかったです。
■ テナジー05
打っている感じは非常に近いと思います。ただ、ディグニクス80の方がトップシートが強く回転をかけやすい印象です。サーブなど回転をかける技術は80の方がやりやすく、寿命も長いと感じました。
■ ファスタークG1
バック面に貼る場合は、ファスタークG1の方が柔らかく感じます。80も使いやすいので問題はありませんが、威力と回転ではディグニクス80が勝っていると感じました。
まとめとおすすめできる人
■ ディグニクス80の総評
ディグニクス80は、「回転」と「スピード」のバランスに優れた、超ハイエンドラバーです。その上、トップシートは丈夫でラバーは長持ちするので、コストパフォーマンスも決して悪くありません。
■ こんな人におすすめ
回転量やスピードを求めるけど、少しパワーが足りない中級者以上のプレーヤーにとって、80は非常に信頼できる武器になります。特に、台上の繊細な技術やサーブの質にこだわる人には向いているラバーです。