高性能なラバーが欲しいけど、最近のラバーは高すぎる!
そんな、人にはラクザXは最適解かも
安くて高性能なラバーを探す中で出会ったのが、ヤサカの「ラクザX」
最初は”つなぎ”のつもりで使い始めましたが、今では、なんでもっと早く使わなかったんだろう、と思ってます。
ただし、扱いやすいと言ってもハイスペックラバー。扱いこなせるのか不安な人もいると思います。。。
高性能なのにオートマ感があり、ミスが減る。
回転、スピード、コントロール。すべてのバランスが良く、それでいて4000円台で買える。
●この記事でわかる事。
- 寿命はどのくらい持つ?
- 重量は気になる?
- ファスタークG1やテナジーと比べた性能・使用感の違い
- どんなラケットと合う?
- どんな人にオススメ?
▶ 結論:ラクザXは多くの人が扱える万能ラバー。一度は使ってみるべき。
※この記事にはアフィリエイトリンクが含まれています。リンクから商品を購入いただくと、当サイトに収益が発生する場合があります。収益は、より良い記事作成に役立てています。
ラクザXを1年使ってわかったリアルレビュー

結論から言うと――
ラクザXは、試合で勝ちやすいバランス型ラバー。
弾みはしっかりありますが、勝手に飛びすぎず、思った通りにコントロールできる安心感があります。
一番印象的だったのはグリップの強さです。
手に「グッ」と残る感覚があり、回転をしっかりかけられる。
特にドライブは、弧線を描いて安定して入ってくれます。
尖った性能はないけど、安心して使える感じ!
試合で使ってみると、オーバーミスが減って、ドライブの安定感が増しました。
台上プレーや守備の場面でも、操作感が素直で使いやすい。
テナジーやディグニクスと比べても、「実戦向き」という印象が強いです。
- 弾みはあるけど暴れない
- グリップが強くて回転がかけやすい
- スマッシュ・ブロックなども扱いやすい
- 台上技術も自然に入る
もうひとつのメリットは価格の安さです。
4000円台で買えるので、張り替えのタイミングに迷いがなくなります。
いつも同じ状態のラバーを使えるのは、精神的にもパフォーマンス的にも大きなプラスです。
ボロボロのラバーを使ってても強くなれないもんね
ラクザXを1年使ってわかったリアルレビュー

私の場合、週3回の練習で、ラバーは2ヶ月ごとに交換していました。
1ヶ月半ほど使うと、トップシートの表面が少し白っぽくなり、摩擦が落ちてきた感触がありました。
貼り替え時期について
ラクザXの張り替えの目安をまとめました。
練習頻度 | 貼り替え目安 |
---|---|
週7回 | 1ヶ月ごと |
週3回 | 2ヶ月ごと |
週1回 | 6ヶ月ごと |

テンション系の中では、寿命は「ごく普通」。
ただ、ラクザXは4000円台で買えるので、多少寿命が短くても不満はありません。
むしろ「気兼ねなく張り替えられる」という点で、他の高価なラバーより使いやすいと感じます。
高価なラバーだと「もう少し使おうかな」と迷ってしまいがちですが、ラクザXなら遠慮なく交換できます。
結果として、常にイキイキした状態を保ちやすく、安定したプレーにつながるのが強みです。
正直、寿命が来たテナジーよりは、新品のラクザXのほうが性能がいいですからね。
価格と実力のバランスが非常に取れた、現実的な選択肢だと実感しています。

ラクザXのラバー重量
ラクザX(特厚)の重量は以下の通りです。
測定 | 重量 |
---|---|
パッケージ込み | 92g |
ラバーのみ | 72g |
カット後 | 50g |
正直、テンション系ラバーの中でもやや重い部類です。軽量重視の方には気になるポイントかもしれません。
ラケットや裏面ラバーで調整しよう
力に自信がない場合は、軽量なラケットや片面の組み合わせを工夫すれば、違和感なくプレー可能です。
逆に、ある程度パワーがある人なら、むしろ威力が増すので気にならないでしょう。
卓球ラバー重量一覧
ラバー名 | 重量 (g) |
---|---|
ラクザX | 70 |
ディグニクス80 | 67 |
ディグニクス05 | 72 |
ディグニクス09C | 75 |
テナジー05 | 71 |
ラクザZ | 78 |
ファスタークG1 | 67 |
意外に扱いやすいんだね
性能をしっかり引き出そうと思ったら、難しいけどね。
相性抜群のラケット|馬琳エキストラスペシャル
ラクザXの真価を引き出したいなら、インナーや木材ラケットの中でも“攻撃力と球持ち”を両立した一本を選ぶべきです。
色々な組み合わせと試しましたが、オススメは、馬琳エキストラスペシャル。
このラケットは7枚合板+厚めのブレード構成で、木材とは思えないほどボールが前に飛びます。
ラクザXと馬琳エキストラスペシャルを組み合わせてみると、
- 伸びのあるドライブが打てる
- ミート系の技術がやりやすい
- ブロックなど守備系の技術もしっかり止まる
まさに、ラクザXに足りなかった弾みをラケットが補ってくれる組み合わせでした。
他のラバーとの比較
ディグニクス05 vs ラクザX
ディグニクス05は、強い弾みと高い回転性能が魅力。
一方で、飛びすぎたり、相手の回転に敏感すぎてコントロールが難しいと感じる場面もあります。
ラクザXは、
・自動で飛びすぎない=コントロールしやすい
・自分の力でしっかり回転をかけられる
・トップシートが硬めで、細かい技術も安定する
ファスタークG1 vs ラクザX
ファスタークG1は、スピードとバランスに優れた万能ラバー。
ただしグリップ力では、明らかにラクザXが上だと感じます。
ラクザXは、
・より強くボールを“つかむ”感覚がある
・回転量をしっかり出せる
・スピードを出すには、自分から前に振る必要がある
「回転で攻めたいプレーヤー」なら、ラクザXのほうが威力を出しやすいです。
ラクザ7 vs ラクザX
同じラクザシリーズでも、使用感はかなり異なります。
ラクザ7は:
・スピード重視
・回転の影響を受けにくく、安定感がある
・バック面に使いやすい
ラクザXは:
・回転量が圧倒的に出せる
・その分、相手の回転も少し受けやすい
・ラバーがやや硬く、フォア面向き
まとめ|ラクザXは安心感のあるラバー
ラクザXは、
・回転がしっかりかかる
・飛びすぎず、コントロールしやすい
・ミート・ブロック・台上もこなせる
そんな“バランス型”の優等生ラバーです。
テンション系にありがちな暴発や、回転の影響を受けすぎるストレスが少なく、
実力を安定して出したい人にぴったりの性能を持っています。
「派手さはないけど、じわじわ勝てる」
そんな信頼感がある一枚です。