
用具沼。それは終わりなき浪費の旅
最近、なんか調子悪いんだよな〜。ラバー替えたばっかだけど、合ってない気がする…
また替えたの?先週も“これがベストマッチ!”って言ってなかった?
卓球がちょっと上達してくると、不思議な現象が起きます。
「なんかこのラケット、前より弾まない気がする」とか、「ラバーが重いのが悪い」とか。
――そう、それが“用具沼”の入り口。
いったん足を踏み入れたら最後、財布は軽くなり、部屋には使いかけのラバーが増殖。
技術の伸び悩みを、道具のせいにしてしまう。誰もが一度は通る道なのです。
なぜ中級者は“用具沼”にハマるのか?
初心者の頃は「このラバー弾む!」くらいで感動していたのに、
中級者になると、“ちょっとした違い”が気になってくる。
- 「このラバー、ちょっと弾みすぎかも…」
- 「このラケット、ブロックの感触が微妙にズレる気がする…」
この“違いがわかるようになった”状態が、実は用具沼の始まり。
でも、「自分に合ってる用具とは何か?」の答えはなかなか出ない。
つまり、
“違いがわかるようになった”けど、“正解がわからない”
これが、卓球中級者が用具沼にハマる最大の理由です。
なんだか“恋人探し”みたいだね
あなたも用具沼?当てはまったら要注意
用具沼チェックリスト
僕は7個当てはまったよ。もう沼から抜け出せないね

沼の底には、喜びと後悔が同居している
用具を替えると、「お!このラバーめっちゃ弾む!」とテンションが上がる。
初打ちで手応えがあったときのあの高揚感――たまりません。
でも、そのラバーで迎えた大会初戦。
「球が飛びすぎてミス多発…」「全然入らん…」となり、
ベンチでそっとつぶやく。「やっぱり前のやつに戻せばよかったかも…」
“気分が上がる用具”と“勝てる用具”は違うんだよね。。。
こうして、また次の用具を探す旅が始まります。
Amazonでレビューを読み漁り、SNSで使用者の感想を探し、
気づけば用具選びが趣味化している。
でも、その過程もまた“楽しい”。
うまくいかない自分にちょっと落ち込んで、でも次こそと期待する。
期待 → 試す → 後悔 → 再挑戦
このループが、まさに“沼”。
終わらないけど、抜けたくない。そんな矛盾が詰まった世界です。
試合後に“あのラバーじゃなきゃ勝ってたな…”って言う人、1人はいるよね
…いや、僕もです
用具沼から脱出する3つのヒント
「基準ラケット」を決める
何か新しいものを試すときは、必ず自分の基準と比較しましょう。「このラケットより弾む」「このラバーより引っかかる」と比較できれば、迷いが減ります。
「最低3ヶ月使うルール」を作る
数時間の練習だけで評価を下すのはもったいない。「とりあえず1シーズンは使い切ってみる」くらいの気持ちで向き合ってみましょう。
「人と話す」ことで整理されることもある
用具選びをずっと1人で考えてると、どんどん深みにハマります。ショップの店員さん、上級者、SNSなど、人と話してみるだけで、自分の軸が整理されることがあります。
あとがき:今日も私は、次のラバーに悩んでいる
「用具沼にハマってる自分」がちょっとおもしろい。
でも、そんな自分が好きだったりもする。
そんなあなたと、今日もラバーの音について語り合いたい――