ラケットの側面に貼るサイドテープ。「何ミリを選べばいいの?」「全周に貼るべき?一部だけ?」「重くならない?」と、貼る派になった瞬間に迷いどころが一気に増えます。
私はこれまで6mmから12mmまで幅を変え、片側・全周・一部貼りと貼り方も変え、クッションタイプでラケットが重くなりすぎて使えなくなる失敗もしてきました。この記事では、その経験をもとに、幅の選び方・貼り方・技術別の貼る場所・重さの目安を整理し、2026年時点で買えるおすすめ7選を紹介します。記事の途中には、あなたに合う1本を選ぶ「サイドテープ診断」も用意しました。
- 幅6・8・10・12mmで側面のどこまで覆えるか(図解)
- 剥がれない貼り方のコツと、図でわかる技術別の「貼る場所」
- タイプ別の重さと筆者の失敗談、2026年に買えるおすすめサイドテープ7選
ちきりーサイドテープって、貼るだけでしょ?そんなに考えることある?



幅・貼る場所・重さで、打球感も見た目も変わるんだ。ボクと一緒に、自分に合う貼り方を見つけよう!
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卓球のサイドテープは必要?貼るメリットとデメリット
サイドテープは、なくても卓球はできます。それでも貼る人が多いのは、貼ると得られるものが3つあるからです。
メリット|欠け防止・ラバーの浮き防止・見た目
- ラケットの欠け防止:ツッツキやストップで台の縁にぶつけても、木部が欠けたりへこんだりしにくくなります。一度欠けたラケットは元に戻りません。
- ラバーの浮き・剥がれ防止:接着面の端をテープが押さえるので、端からめくれてくるのを遅らせられます。
- 見た目:側面が一本の色で締まるだけで、ラケットの雰囲気が変わります。
デメリット|重くなる・打球感が変わる・剥がれる
- 重くなる:一般的なテープで約2g、クッションタイプは約5g増えます(重さの章で詳しく)。
- 打球感が変わる:全周に貼ると、打球感がややこもります。
- 剥がれる:貼り方が雑だと、端からめくれてきます。
トップ選手でも貼らない人はいます。貼る・貼らないは、プレースタイルと好みで決めてかまいません。
サイドテープの幅は何ミリを選ぶ?6・8・10・12mmの違い
サイドテープ選びで最初に決めるのが幅です。幅で決まるのは「側面のどこまで覆うか」。それが保護範囲・見た目・打球感に効いてきます。まずは図で見てください。


| 幅 | 覆う範囲 | 打球感への影響 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| 6mm | 板だけ | ほぼ変わらない | 感覚を変えたくない人 |
| 8mm | ラバーの接着面に少しかかる | わずかに柔らかく | ラバーの浮きを防ぎたい人 |
| 10mm | スポンジまで | 少し柔らかく感じる | 保護と打球感の両立 |
| 12mm | シートまで覆う | はっきり柔らかく | 保護と見た目重視 |
厚〜特厚なら12mm、感覚を変えたくないなら10mm以下
ラケットの総厚(板+両面のラバー)は、合板シェークの板が5〜7mm、ラバーはシートとスポンジを合わせて1枚あたり最大4mm(ルール上の上限)なので、厚〜特厚を両面に貼ると13mm前後になります。12mmならシートまで覆え、10mmはスポンジまで、8mm以下は板が中心です。板が9〜10mmと厚い日本式ペンは片面貼りでも総厚は同じくらいなので、目安はシェークと変わりません。
私は6mmから12mmまで一通り試しましたが、幅を上げるほど見た目の「締まり」は増す一方で、打球感は柔らかく、こもった方向に変わります。感覚をできるだけ変えたくないなら細め、保護と見た目を取るなら太め、と割り切るのがおすすめです。
ルール上の注意|反射する素材のテープは使えない
サイドテープをラケットやラバーと同じメーカーで揃えなければいけない、というルールはありません。ただし光を反射する素材のテープは使えないので、試合に出る人は卓球メーカーの正規品を選んでおくのが安心です。



じゃあ特厚のラバーなら、とりあえず12mmでいいんだね?



そう。ただし12mmは一番重くて打球感も変わるから、次の章の「貼る場所」とセットで考えるのがコツだよ。
サイドテープの貼り方|剥がれないコツは5つだけ
貼ること自体は難しくありません。差が出るのは「剥がれにくさ」と「見た目」で、押さえるコツは次の5つです。
- 側面を拭いてから貼る:手の脂や接着剤の残りがあると端から剥がれます。
- 貼り始めはグリップの付け根:継ぎ目が手で隠れ、台にぶつけて剥がれることもありません。
- 上下の余白を均等に、少しずつ貼る:カーブでずれたら、その場で貼り直すのが結局早いです。
- 終点は2〜3mm重ねて切る:1本売りは46〜50cmが主流で、一般的なシェークならほぼ1周分です。
- 最後に指の腹で全体を押さえる:カーブのきつい先端は特に浮きやすいので念入りに。
剥がすときは端から低い角度でゆっくり引き、糊が残ったらラバークリーナーで落とせます。貼り替えはラバーを貼り替えるタイミングに合わせると、手間が一度で済みます。
サイドテープを貼る場所は技術で決める|全周・片側・一部貼り
サイドテープは全周に貼るもの、と思われがちです。ですが、自分がラケットのどこをぶつけるかを知れば、必要な場所にだけ貼れば足ります。私がぶつけるのは、ほとんどがツッツキとストップのとき。右利きなら先端の左側です。レベルが上がって台上のハーフロングをドライブやチキータで処理するようになると、今度は先端の右側をぶつけるようになります。


ぶつける場所が分かれば、貼り方は次の3パターンから選ぶだけです。


- 片側だけ:打球感をほぼ変えずに、ぶつけやすい側だけ守る。ツッツキ・ストップ中心の人はこれで足ります。
- 全周:一番オーソドックスで見た目もきれい。保護力は最大ですが、重さが増えて打球感はこもります。
- 一部貼り(先端だけ・落武者):ぶつける場所だけをピンポイントで守る。両サイドだけの「落武者」は見た目の好みが分かれます。
貼る場所は「多用する技術」と「打球感へのこだわり」の2つで決まります。その日の調子や相手で変えるのもアリなので、ラケットケースに1本入れておくと便利です。
サイドテープの重さ|クッションタイプ5gで失敗した話
サイドテープの重さは、幅ではなくテープの種類で決まります。全周に貼った状態の目安は次のとおりです。
| タイプ | 重さ |
|---|---|
| 一般タイプ(ビニール・ポリウレタン) | 約2g |
| 植毛(起毛)タイプ | 約2g |
| クッションタイプ | 約5g |
| サイドバランサー(ニッタク) | 1本1g(5本入り) |
2gや5gという数字は小さく見えますが、ラケットの一番外側に付く重さなので、体感はグラム数以上に大きいのです。
クッションタイプを全周に貼ったら、重すぎて使えなかった
保護力に惹かれてクッションタイプのサイドテープを全周に貼ったところ、テープ単体で5gありました。しかもその5gがラケットの外周部、つまり重心から一番遠いところに付くので、振ったときの重さの感じ方が別物になり、結局そのラケットは使えませんでした。重さは「何グラム増えるか」だけでなく、「どこに増えるか」で体感が決まる、というのをこのとき痛感しました。
重心を動かして打球感を調整する
重さが増える場所を狙って貼れば、サイドテープはラケットのチューニング道具になります。先端側に貼ればヘッドが効いてドライブの威力が出やすくなり、グリップ側に貼れば操作性が上がります。ラバーを貼り替えたときの重量バラツキを合わせるのにも使えます。本格的に重心を動かしたいなら、1本1gのサイドバランサーやパワーテープを組み合わせるのが早道です。



幅・場所・重さ…考えることが多くて、結局どれを選べばいいか分からなくなってきた!



そんな人のために診断を作ったよ。6問答えるだけで、幅・貼り方・製品・増える重さの目安まで出るんだ。
サイドテープ診断|6問であなたに合う幅・貼り方・製品がわかる
幅・貼り方・製品を一度に決められる診断です。重視すること・ラケットのメーカー・ラバーの厚さ・許容できる重さ・ぶつけやすい技術・好みのテイストを選ぶと、おすすめの製品と貼る場所、増える重さの目安、購入リンクが表示されます。ラケットとサイドテープのメーカーを揃えると、キャップとスニーカーの色を合わせるように統一感が出ます。
サイドテープ診断(30秒)
6つ選ぶだけで、あなたに合う幅・貼り方・製品と「増える重さの目安」を出します。
Q1. サイドテープに一番求めるものは?
Q2. 使っているラケットのメーカーは?
Q3. 使っているラバーの厚さは?
Q4. ラケットが重くなるのはどこまでOK?
Q5. ラケットを台にぶつけやすい技術は?
Q6. 好みのテイストは?
| おすすめ幅 | |
|---|---|
| 貼り方 | |
| 増える重さ | |
| 理由 |
▼ この製品をチェック
※重さは「1本あたりの目安重量 × 貼る長さの割合」で計算した概算です。実測値は記事内の表を参照してください。
卓球サイドテープおすすめ7選【2026年版】
2026年9月時点で入手できる製品に絞った、おすすめ7選です。国内外のメーカーから、軽さ重視の定番、ロゴで魅せるもの、手触りの良い起毛、柄もの、保護特化、重量調整用、と用途ごとに1本ずつ選べる構成にしました。以前掲載していたドラえもん柄・アンドロ カラーズ・ミズノ チェック柄は入手が難しくなったため、今回の更新で入れ替えています。
| 製品 | 幅 | タイプ | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| バタフライ WB・プロテクター | 10/12mm | 薄型・軽量 | 感覚を変えたくない |
| ヴィクタス サイドテープ(ロゴ) | 10/12mm | ポリウレタン | 爽やかに決めたい |
| アンドロ MCA2 サイドテープ | 10/12mm | 起毛 | 手触りと落ち着いた見た目 |
| ニッタク ジオメトリックガード | 8/10/12mm | 幾何学柄 | 個性を出したい |
| スティガ ショックレス エッジテープ | 12mm | ロゴ入り | ゴールドで目立たせたい |
| ヤサカ クッションガードテープII | 10/12mm | クッション | 保護最優先 |
| ニッタク サイドバランサー | 5mm | 重量調整 | 重心をいじりたい |
バタフライ WB・プロテクター|貼っていないような軽さの定番
「貼っていないような自然さ」が最大の魅力。薄型で軽く、ラケットの重さと感覚をほぼ変えずに最低限の保護ができます。幅は10mmと12mm、色はホワイト×ブラックとホワイト×ロゼ。迷ったらこれ、と言える軽さ重視の1本です。
ヴィクタス サイドテープ(ロゴ)|シルバー×ブルーが爽やか
ポリウレタン素材の軽くてシンプルなテープ。シルバーの地に青いロゴが入り、爽やかな印象になります。長さは50cmと少し長めなので、大きめのブレードでも1周しやすいのが地味に便利。ヴィクタスのラケットやウェアと合わせて統一感を出したい人に向いています。
アンドロ MCA2 サイドテープ|手触りの良い起毛タイプ
起毛タイプで、幅は10mmと12mm。アンドロのラケットやウェアと色を合わせやすいネイビーが定番です。
ニッタク ジオメトリックガード|幾何学柄で8mm幅も選べる
ニッタクの柄ものサイドテープ。細かな幾何学模様にブルー・パープル・グレーのカラフルな配色で、柄ものが好きな人にはたまらないデザインです。幅が8・10・12mmの3展開で、薄いラバーやペンホルダーに合う8mmが選べるのが他社にない強み。長さは46cmです。
スティガ ショックレス エッジテープ|ゴールドロゴが映える
12mm×48cmの1本売り。ゴールドのロゴがスティガのラケットに映えます。
ヤサカ クッションガードテープII|保護力は最強、重さは覚悟
衝撃吸収に特化した3層構造のクッションテープ。台にぶつけてラケットをへこませる心配から解放されますし、打球感は柔らかく、球持ちが良くなる方向に変わります。ただし重さは前述のとおり5g前後。全周ではなく、ぶつける側だけの一部貼りにするのが賢い使い方です。幅は10mmと12mm、長さ48cm。
ニッタク サイドバランサー|1本1gで重心を自在に動かす
サイドテープというより「重心調整パーツ」。76mm×5mmのすず製バランサーが5本入りで、1本ちょうど1g。粘着テープ一体型で、上からガードテープで覆わなくてもそのまま使えます。先端に貼れば威力寄り、グリップ側に貼れば操作性寄り。その日の調子で貼ったり剥がしたりできるので、ラケットケースに常備しておきたい1袋です。
ラケットのメーカーで揃えるサイドテープ早見表
見た目を気にするなら、サイドテープはラケットと同じメーカーで揃えるのがセオリーです。キャップとスニーカーの色を合わせるのと同じで、メーカーが揃うだけでチグハグ感が消えます。7選に入れなかった製品も含めて、メーカーごとの純正サイドテープをまとめました。
| ラケットのメーカー | 揃えるならこのサイドテープ |
|---|---|
| バタフライ | WB・プロテクター/HT・プロテクター |
| ニッタク | ジオメトリックガード/サイドバランサー |
| ヴィクタス(TSP) | サイドテープ(ロゴ) |
| ヤサカ | RSエッジテープII/クッションガードテープII |
| アンドロ | MCA2 サイドテープ |
| スティガ | ショックレス エッジテープ |
| XIOM | BW シールドテープ |
| ティバー | EVOLUTION サイドテープ |
| DONIC | ロゴテープ |
バタフライ|HT・プロテクター(5色展開)
バタフライのカラーバリエーション系サイドテープ。ディープレッド・オレンジ・パープル・ブラック・グレーと深みのあるカラーがそろい、ラケットの側面をぐっと引き締めてくれます。ラバー名が書いてあるので、ラバーとも併せられると気分が上がります。
幅は10mmと12mm、長さ48cm。「かっこいいサイドテープが欲しい」という人に、今いちばん勧めやすい製品です。
ヤサカ|RSエッジテープII(起毛タイプ)
ヤサカの植毛(起毛)タイプ。表面がふわっとした手触りで、指に当たる感触が心地よいのが特徴です。重さは一般的なテープと同じ約2gです。幅は10mmと12mm、色はレッド。
XIOM|BW シールドテープ
10mm幅のロゴ入りテープ。XIOMのラケットと並べたときの統一感が出ます。
ティバー|EVOLUTION サイドテープ
レッドとブラックの2色展開。ティバーのラケットと合わせるならこれです。
DONIC|ロゴテープ
10mm×5mのロールタイプ。何本分も取れるので、貼り替えが多い人や複数本のラケットを持つ人に向いています。
まとめ|幅・場所・重さを決めれば、サイドテープ選びは迷わない
サイドテープは単なる保護材ではなく、幅・貼る場所・重さの3つで打球感も見た目も変えられる道具です。最後に、この記事の要点をまとめます。
- 幅は「どこまで覆いたいか」で決める。厚〜特厚なら12mm、打球感を変えたくないなら10mm以下。
- 貼る場所は技術で決める。ツッツキ・ストップ中心なら先端の左側(右利き)、台上ドライブ・チキータもするなら右側や先端全体。
- 重さは「何g」より「どこに付くか」。クッションタイプは一部貼りで使う。
- 製品は軽さならWB・プロテクター、起毛ならアンドロ MCA2、柄ならジオメトリックガード、保護ならクッションガードテープII、重心調整ならサイドバランサー。見た目を優先するならラケットと同じメーカーで揃える。
迷ったらサイドテープ診断に戻って、あなたの答えを確かめてみてください。自分の技術と感覚に合った1本を貼ったラケットは、それだけで少し愛着が増しますよ。









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